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中学校紹介⑤ 区立九段中
投稿日: 2024.08.30 8:38 pm
こんにちは、ena小学部田村です。
早速ですが、クイズです!この学校はどこでしょう…?
・ヒント1 2024年度の入試から、いち早く男女別定員枠を撤廃しています。
・ヒント2 都立の学校ではありませんが、私立の学校でも国立の学校でもありません。
・ヒント3 校舎屋上にある天体ドームで、年10回(!)の天体観望会を行っています。
・
・ヒント4 学校名に数字がつきます。
・ヒント5 適性検査の数字が算用数字です。
正解は…
「千代田区立九段中等教育学校」です。
(九段中ホームページより 1つ目の写真が九段校舎、2つ目が富士見校舎です。)
ということで、ここからは九段中理系実績対策責任者の植松先生(ena月島)に代わります。
ena小学部をご覧の皆様、こんにちは!九段中実績対策責任者の植松です!押忍!
こう見えても、関西出身です!
九段中の最寄りは九段下および飯田橋駅で、
皇居もほど近い緑豊かな落ち着いたエリアに位置します。住んでみたい…!
千代田区立の学校であることから、他の都立中10校とは異なり、
入試における適性検査の問題も全て独自で作成をしています。
ただし、問題内容や倍率等踏まえ、他の都立中10校と同様の難易度と言え、
enaの適性検査の対策で全てをカバーすることができ、
合格実績は全塾の中で、他の都立中と同様No.1です。
問題の難易度は、一時期易しくなり高得点勝負になっていた時期もありますが、
近年は特に適性検査2・3において算数など理系分野の難易度が上がっており、
都立中の他の学校の問題と同等のレベルと考え対策すべきです。
全般的に、基礎知識はもちろん必要ですが、
それを土台にした論理的思考力や表現力がより一層問われており、
知識を学ぶにとどまらず、本物に触れる体験を通して深く思考し、
表現することを重視する九段の教育方針を踏まえていると考えられます。
適性1は他の都立中に比べ、読解問題の割合が高く、
作文は200字程度までと明確な違いがあるため、
九段中受検者はその傾向に合わせた対策が必須です。ただ、近年の適性1はやや易化傾向にあります。
しかし、逆に失点すると痛手を負ってしまうため、読解問題の精度を高めていきましょう!!
また、千代田区立であることから、区内枠と区外枠それぞれの定員があります。
(各80名ずつです。区外枠の方が倍率は高く、
enaで割り出している合格ラインは区内枠に比べやや高くなっています。)
区外枠の受検生にとって難易度は高く見えますが、enaにお通いの方は、
あくまでも普段受けていらっしゃる
学力判定テストの偏差値や模試における判定で基準を超えていれば
特に大きな問題はありません。
入学後は区内枠、区外枠混合のクラス編成となります。
また、九段中の特長として、STEAM教育を支える、
物理・化学・生物・地学それぞれの実験室などを擁する理科施設をはじめとした
施設・設備のハード面の充実もあげられます。これは、私立中の施設にもじゅうぶん匹敵すると思います!
(冒頭の天体ドームもその一つです。素敵やん…!)
さて九段中では、第2回学校説明会が10月12日(土)に開催されます。
(申し込みは往復ハガキで、締め切りは9月17日(火)必着になります。)
受検をご検討のご家庭の皆様はぜひ、直に生徒の雰囲気を含め、学校の特色をご覧下さい。
(ちなみに九段中では、例年入学までに百人一首を覚える課題が出されますが、
適性検査には出題されないので、合格後にしっかりと勉強すれば大丈夫です…)
生徒の皆様の九段中合格に向け、各校舎ではもちろん、
作文・文系実績対策責任者の佐々木をはじめとした経験ある講師陣とともに、
日曜特訓会場でも全力で鍛えます。
今後とも何卒よろしくお願い致します。
文責:九段中理系実績対策責任者 植松(ena月島)
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