こんにちは、ena小学部の田村です。

 

2025年度区立九段中を含む都立中合格者数は、2/18の夜時点で1152名と、過去最高記録をさらに更新しました。

 

「適性検査」は、勉強してきたことがダイレクトに出題されるわけではありません。算数の解き方や用語などの知識は土台です。その知識を運用して、情報を読み解いたり、与えられた情報をもとに思考・試行・判断・表現する力が求められるのが適性検査です。覚えた分だけ、確実に結果に反映されやすい高校入試や一部の私立中の入試と比べて「努力が結果に結びつきにくい」といったことが言われることもありました。

また、あまりの情報量や問題数の多さから、解けないと思った問題は回避し、解けそうな問題でしっかり点数をとる、といった、いわば「取捨選択」が合否の鍵を握るような年度の問題があったことも事実です。

 

しかし、今年度の適性検査の問題は全体的に基礎・基本回帰。継続的に学習を積み重ねてきた受験生たちにとって、力を発揮しやすい問題だったのではないでしょうか。

もちろん、難度の揺り戻しは次年度以降、十分あり得ます。しかし、とりわけ共同作成適性Ⅱは昨年、今年と易化傾向が続いているため、今、勉強している新小６以下の生徒さんは、基礎・基本を徹底して、学んだことは確実に「解ける」状態にする、という勉強を強く意識してください。

 

新小６生に告ぐ。

前期日特開講まで、あとわずかです。普段とは違う環境に身を置くことが、どれだけ受験生にとって大切なことか。多くの先輩たちが異口同音に言ってくれています。

是非、前期からチャレンジしてみましょう！

 

※私立コース、埼玉・千葉コースについも後日、別の記事で紹介いたします。

 

田村

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