ena個別牛浜

0328 花粉症の季節
コメント数:0 投稿日:2025/03/29 12:36:33
福生三小、福生五小、福生七小、
福生一中、福生二中、福生三中のみなさん
当ブログをご覧のみなさん
ena個別牛浜です。
日も長くなり、だんだんと暖かさを感じる気候となってきました。
そんな時期にやってくるのが、そう「花粉症」!!!
目がかゆくなったり、鼻水が止まらなかったりと毎年ティッシュが手放せない人も多いのではないでしょうか。
しかし、中には花粉症とは全く無縁の人もいます。
花粉症になる人とならない人では何が異なるのでしょうか。
それはずばり、自分の体が花粉を敵とみなすか否かに関係しています。
目や鼻、口を通して花粉が入ってきたとき、花粉症の人の体内では、花粉を「異物=敵」とみなし、
敵に対抗するための抗体(「IgE抗体」と言います)がつくられます。
このIgE抗体は、花粉に接触するたびにつくられるため、少しずつ体内に蓄積されていきます。
蓄積量があるレベルに達すると、次に花粉が入ってきたときに、
アレルギー反応を起こすヒスタミンなどの化学物質が分泌され、
くしゃみや鼻水、鼻づまりといった花粉症の症状を起こすのです。
そのため、一度花粉症になってしまうと花粉と接触するたびに、
抗体が作られ、免疫系が活発になり、アレルギー反応が誘導されてしまうのです。
一方、花粉症でない人の体内では花粉が敵とみなされず、IgE抗体が産出されないため、
上記のようなアレルギー反応が起こらないといえます。
このような体のしくみは、体をインフルエンザやノロウイルスといった病原菌から守るのに役立っていますが、
過剰に反応してしまうとこのように花粉症を発症したり、特定の食べ物を敵とみなしてしまうと、
食品アレルギーを発症したりしてしまいます。
免疫反応自体はよく知られていますが、誰が何にアレルギーがあるかを特定する方法や
花粉症の再発を防止する方法はまだ見つかっていません。
研究が進めば、誰もが花粉症を克服する日が来るかもしれませんね。
興味を持った方は、ぜひ高校生物の免疫分野を学んでみてください。
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