ena個別田無
「12月」の名称
コメント数:0 投稿日:2024/12/07 10:00:42
こんにちは。
ena個別田無です。
12月には名称がたくさんあるのをご存じですか。
先ずは、「師走」。
師走とは、「普段落ち着いている僧侶でさえ、走り回るくらいに忙しい月」という意味が一般的な解釈だそうです。
しかし、これは俗説だとされています。
「歳果(としは)つ」や「為果(しは)つ」が変化したというのが、有力な語源説だそうです。
つまり、「としはつ」「しはつ」と呼び慣わされていた言葉が、
「しはす」から「しわす」に変化し、師走という当て字が使われるようになったそうです。
「極月」(ごくげつ、ごくつき、きょくげつ、きわまりづき、きわまるつき)という呼び方もあります。
「極」という感じには「極まる」という意味があり、年の終わりをうまく表現しています。
極
「限りの月」(かぎりのつき)という呼び方もあるそうです。
「限る」はもともと、時間などに境目をつけるという意味です。
つまり、12月は節目の月になるという意味です。
限
「除月」(じょげつ)
「除」という漢字には、払い除くという意味があります。
したがって「除月」には、旧年を払い除く月という意味があります。
同じ意味合いで使われているのが、
大晦日を「除日」と呼ぶこと。そして、その夜を「除夜」と呼びます。
除
その他にも、
「春待月」(はるまちづき)、「年満月」(としみつづき)などの呼び方もあるそうです。
昔の人々にはなかなかの遊び心があったようです。
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