ena個別ひばりが丘
入学式はいつが良い?
コメント数:0 投稿日:2024/09/20 17:24:49
ena個別ひばりが丘です。
少し前に受験に関する記事を読みました。
日本はなぜ4月に新学年になるのか。
4月スタートにするためには真冬に受験をせねばならず、
日本の真冬はインフルエンザも流行るし、
雪も降るし、
良いことがないではないか。
欧米に見習って9月を新学年にしたら良いのではないか。
ざっと上記のようなことが書かれていました。
さて、そもそも日本の入学式が4月なのはなぜでしょうか。
きちんとした答えがあります。
明治19年(1886年)に国の会計年度が4月はじまりになりました。
それ以前には会計年度が1月だったころもあるそうです。
会計年度が4月になったのにも理由があります。
当時の税金の収入源は農家からでした。
収穫の秋を迎え、お米を現金に換え、それからの納税。
1月からの予算編成ではとても間に合わず、
国の会計年度は、財政法により、4月からと定められたのです。
さて、話を元に戻します。
国の会計年度が4月はじまりなので、
お金がかかる学校のスタートも4月に統一されたのです。
現代ではお金のことは気にしなくても、
入学の時期は選べそうです。
欧米に合わせた9月はじまりも良いでしょう。
ただし、9月はじまりに合わせるには、
入試を7月ころに行う必要がありますね。
今年の暑さを考えると、猛暑にさしかかる時期の受験は大変そうです。
まだ、寒い方が集中できて良いのではないか・・・。
そう考えてしまいました。
さて、世界ではいろいろな時期に入学式が行われているようです。
シンガポール・・・1月
オーストラリア・・・1月~2月初め
ニュージーランド・・・1月~2月初め
韓国・・・3月
インド・・・4月~7月
タイ・・・5月
フィリピン・・・6月
ドイツ・・・8月
などなどです。
お問い合わせは
ena個別ひばりが丘
mailto: hibarigaoka@ms.ena.co.jp