ena個別秋川
クリスマスはもともと何の日なのか?
コメント数:0 投稿日:2024/12/18 14:46:27
皆さんこんにちは。ena個別秋川の陶山妹です。
最近さらに寒くなってきて、本格的に冬が来たという感じがしますね。
話は変わりますが、12月の一大イベントと言えば「クリスマス」ですよね!
今回は「クリスマス」についてお話ししたいと思います。
- クリスマスとは?
クリスマスを英語表記にすると「Christmas」、「Chirist」はキリスト、「mas」はミサ(礼拝)を意味しています。
つまり、クリスマスとはキリストのミサ(降誕祭)と言う意味になります。
降誕祭とは「生誕を祝う祭り」であり、誕生日とは別の日に行うこともあります。
新約聖書にはイエス=キリストの誕生日は明記されておらず、文献によりますが3月や5月と言われているそうです。
キリストの誕生日は不明なので、「クリスマス=キリストの誕生日」であるとは断定できないのだそうです。
またクリスマス・イブは、現在クリスマスの前日という認識をされていますが、実は違います。
イブとは「evening」を略した言い方で、夕方の4時過ぎから夜中の11時頃までを指す言葉なので、クリスマス・イブは「クリスマスの夜」という意味になります。
- サンタクロースとは?
プレゼントをくれる優しいお爺さんというイメージで親しまれているサンタクロースは、実は実在した人物がモデルとなっています。
その人物とは4世紀ごろ、現在のトルコに位置するミュラというところで司教をしていた聖ニコラスで、彼は日頃から困っている人や貧しい人を助ける優しい人だったそうです。
聖ニコラスはオランダ語で「ジンタークラース」と言い、それが訛って「サンタクロース」になったと言われています。
また彼は司教の儀式をする際赤い服を身にまとっており、これがサンタクロースの服のモデルとなったと言われています。
司教の赤い服は、自分の命をかけてでも他の人を助け、血を流しても人々のために尽くすという意味を持っています。
- 日本にクリスマスが入ってきたのは?
クリスマスを日本に持ち込んだのは、皆さんも知っている人物だと思います。
カトリック教会内の組織である「イエズス会」から日本に派遣された宣教師、フランシスコ・ザビエルであると言われています。
ザビエルは1549年に来日し、キリスト教を布教しました。
そして1552年12月9日、山口で降誕祭を行ったと伝えられています。
これが日本で初めてクリスマスが祝われた日とされています。
今回はクリスマスの発祥についてお話ししました。
いかがでしたか?私は今回調べて初めて知る知識が多く、驚きました。
今年のクリスマス、塾では冬期講習会を行なっていますので、ぜひ皆さん来てください!
陶山妹