ena個別秋川
映画「ハクソー・リッジ」について
コメント数:0 投稿日:2024/11/30 18:07:47
皆さんこんにちは。ena個別秋川の陶山妹です。
映画紹介をするのも今回で四回目です!
第二次世界大戦について描いている作品は沢山ありますので、理解を深めるためにもぜひ見てみて下さい!
さて今回は、沖縄戦に関連して「ハクソー・リッジ」という作品をご紹介します。
アメリカ・ヴァージニア州の緑豊かな町で生まれ育ったデズモンド・ドスは、セブンスデー・アドベンチスト教会(キリスト教の教派)の敬虔な信徒でした。
第二次世界大戦が日に日に激化に伴い、教えを大切にしつつも「衛生兵であれば自分も国に尽くすことができる」と陸軍に志願することにします。
1945年5月の沖縄、グローヴァー大尉に率いられて「ハクソー・リッジ」に到着した第77歩兵師団のデズモンドと兵士達。
そこは先発部隊が6回登って6回撃退された末に壊滅した激戦地でした。
厳しい戦況に部隊は退却を余儀なくされます。
負傷した仲間たちが取り残されるのを見たデズモンドは、たった一人で戦場へ留まることを決意し…というお話です。
このお話は私のアメリカ人の英語の先生がおすすめしていた作品で、アメリカでも有名な作品です。
衛生兵として従軍したデズモンド・T・ドスの実体験を描いた戦争映画であり、沖縄戦で多くの人命を救ったことから「良心的兵役拒否者 」として初めて名誉勲章が与えられました。
この作品の魅力は、主人公が戦場という過酷な場でも信念を貫いた点です。
主人公はアメリカ軍だけでなく日本兵も数名助け、計75人の命を救いました。
宗教的観点から銃は持たないという点は、日本作品にはあまりない観点で文化の違いを感じますよね。
このお話はアメリカ軍での「良心的兵役拒否者」の扱いや、アメリカ側からみた対日本戦、日本軍の異常さがよく描かれている作品だと思います。
沖縄戦について、学校でも映像を見たりしているかもしれませんが、映画を見ることで実際の戦争の様子がどのようなものだったかの理解が深まりますので、気になる作品がありましたらぜひ見てみましょう!
また、映像作品で言いますと「映像の世紀」もおすすめです!
陶山妹