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ena田無

小中学部

鳥よ、魚よ、太陽よ・・・!!!!

投稿日: 2025.01.24 5:27 pm

 

 自習しに 早く塾に来た小6生、またまた なにかやってます。そう、過去問にあった、あの検証ですよ。
 
 こんにちは、ena田無の松島です。

 いくつかのブロックに分かれ、並列,直列、になっている「 光電池 」。中央のラインに 平行に影を作っても、電力が弱まりこそすれ電流は流れます。電子オルゴールの音は小さく よれよれに…。
 ところが、中央のラインに垂直に影を作ると、直列が断線され、電流は流れなくなる。なるほど!  そういうことか!!!! と、問題文を見たときは、えらく感動したのですが…あれっ、小さくだけど、音、してるぜ ! ? 実験に協力してくれた生徒さんも、? ? ?
 分かりまへん、その理由!  そもそも、いくつかのブロックに区切ってる、ってのも、全体で1枚にするより、多少 影になった部分があっても どこかしらが機能してる、ってためじゃないの?  問題文に扱われてる光電池が旧式で、改良されたか?  でも、それほどでもない、単純な仕組みだよね。
 断線して回路じゃなくなる、ってことじゃなくて、光が当たらない部分が抵抗になって、電流が流れにくくなる、ってことなのかな。[ 熱をもったり、故障の原因にもなるってことだし。 ]それなら納得いくけど、それがホントに 正しい理由かは分かりません。
 初期費用はかかるが、減価償却(げんかしょうきゃく)した後は プラスに転じるソーラーパネル。はりきって屋根をそうしたはいいが、早々に 故障してしまって、取り外すにも費用がかかるし、結構な維持費がかかって 大損害! というニュースを見たことがありますが、そういうこと?
 授業から発展して、またまた、なぞを残しました。松島先生の 今後の課題です。心の引き出しにしまっておくと、なにかのときに  突然 そのヒントに出会ったりすることもよくありますし。
 
 そういえば、これも冬期講習 = 過去問にあった、去年の干支(えと)の辰(たつ)…というか、タツノオトシゴ。 オスが育児嚢(いくじのう)で卵[ 受精卵 ]→ 稚魚(ちぎょ)を育てる、イクメンだ! ってことで有名ですが、実は、話はそんなに単純じゃない。
 メスがオスの袋の中に卵を産みつけ、そこで受精するんです。で、袋から表に出てくるまて、オスの袋の中に胎盤(たいばん)があり、そこで、酸素や養分をもらってるんですよ。[ 他の魚や 鳥の卵みたいな卵黄がない、ってことなのかな? ]
 つまり、サメの仲間なんかと同じく、卵生というより、哺乳類みたいな胎生で、しかもそのほとんどをオスが担当してるってワケ。
 じゃあ、メスはなにしてんの?  年がら年中 卵 作ってます!  あるいは、そのための体力を養ってる?  で、オスが稚魚を放出したら、すぐ 次! です。
 松島先生の持ってる標本だと分かりませんが、メスの産卵管、発達してるらしい。魚というより、昆虫みたいです。もちろん、オスの袋の中に産みつけるために、です。
 さて、そこで思うんですよ。タツノオトシゴにヘソはあるのか????  胎生のサメにはありますからね。ヘソがないとしたら、胎盤と稚魚? をつなぐのは、どんな仕組みになっているのか? ってことです。調べでも調べても、そのこと、書いてません。これも、松島先生が、ずっと考え続けてる疑問です。
 ところで、このタツノオトシゴの干物、いつか、解剖(かいぼう)して育児嚢の仕組みを見てみたいとも思っています。そのためには、もう何個か欲しいんですが、以前に買った横浜中華街の漢方薬屋さん、こないだ行ったときに見当たらなかったんだよなぁ〜。結構、ほっつき歩いたんだけど…。お店の場所を松島先生が記憶違いしてるのか、それともお店、閉じちゃったのか?  これまた、今後の出会いを待ってるんですよ。
 
 さてさて、ソーラーパネルと同じ過去問に、バード·ウォッチングの話題が ちらっとありました。そのへんに普通に見かける鳥たちの生態、面白いんですよ。意識して見てると、いろんな発見があります。
 そんなコミック·エッセイを見かけたので、さっそく購入! あぁ、今、このレベルなのね、と、偉そうに先輩ぶって読んでますが、そんな自分だけの大発見をしたときの驚きと喜びを思い出したりもしますし、今、まさに、そんなときを味わっている作者をうらやましく思ったりもします。
 そうそう、松島先生が そんなビギナーだったとき、この写真絵本がすっごい役立った。 今は 絶版らしいです、残念なことに…。

 

 そう言えば、先日の 中2国語で扱った井上靖「 利休の死 」に続いて、中1国語、保坂和志さんの「 季節の記憶 」「 もうひとつの季節 」。いいんだよなぁ〜。なにも事件らしい事件が、起こらないのがいい!
 迷い猫に「 茶々丸 」と名付けて かわいがっていたのに、もとの持ち主が探してる、というポスターを見てしまった!  さぁ、どうする???
 ところが、こいつも絶版らしい! さっそく アマゾンで古本を取り寄せて、ラストだけ 取り急ぎ読みました。幸せな大どんでん返しに ホッとして ニンマリして、改めてゆっくりと ドリンク片手に最初っから…。授業後によく寄る、松島先生 お気に入りのブックカフェ、日高屋で・・・(笑)。

 

 みなさんといっしょにお勉強する中で、松島先生は、日々、たくさんのときめきをもらっています。次々、生徒のみなさんに還元していきますね!!!!

  

 

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