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ena田無

小中学部

学判,合診 週間!!!

投稿日: 2024.11.21 3:11 pm

 
 小5生、学判を頑張ってます!  小4,小6も続きます。学判週間、です!
 
 こんにちは、ena田無の松島です。 小5生さんたちを見守っているのは、秋の実り、カラスウリとジュズダマです。

 ジュズダマってのは面白いんです。イネやムギの仲間なので、花やがくの代わりの「 えい 」があるか、と思いきや、この丸い殻みたいなのの中から、ぴょっこり雄花(おばな)が出てきます。殻からは、長〜い柱頭が。つまり、中に雌花(めばな)がある。えいから雄しべ,中に雌しべ、というイネ科の植物と、似ているようでいて、その構造が全然違うんです。 やがて、雌花を中に持つ殻みたいな種子が、なんと、カッチカチのエナメル質に変化します。色も、黒,白,マーブル…と いろいろに。その上、水辺に生えることも多いのですが、この種子、プカプカ水に浮くんですよ。
 ハトムギの仲間なので、ムッとムギの臭いがします。
 昔の子どもは、このカッチカチの実? 種子? を糸に通して、それこそ お数珠みたいにして遊んだんですよ。松島先生も子どもの頃によくやりました。近頃は あんまり見かけないなぁ〜。

 

 たまたま、公園をお散歩してたら、ジュズダマ,カラスウリを見かけ…、そして、長くみんなを楽しませてくれた かかしを解体してたんです。イネの刈り入れも終わり、かかしもその役目を終えたんですね。バイバイ (泣)。 中学生は、定期テストが終わりました。後は、結果待ち。ドキドキ、ワクワクです。頑張った結果が出ている! かな?
 久しぶりのenaのテキストベースの授業です。中2国語は、論理的な文章。ふだん 公園の池などでよく見かける「 コイ 」について説明されていました。魚と言ったらこの人、末広恭雄さんの文章です。
 口に歯がなく、喉(のど)に歯がある。胃がなくて、食道から直接 腸に…などなど、見慣れているようでいて、独自に進化したコイの不思議が いろいろに説明されていました。
 魚、不思議、と言えば、ena田無 特設水槽 = 1階のおさかな屋さん、またまた、ヘンテコな魚を入荷してました
 目が無い! 変な口! キモチワルイ! 調べたら、これが「 ブダイ 」ってやつなんですね。松島先生が大好きな手塚治虫先生のマンガ、お釈迦様(おしゃかさま)の生涯を描いた長編「 ブッダ 」に、目がちっこくてクチビルのぶ厚い「 ブダイ将軍 」が出てくるんですが、まさか、こんなのがモデルとは知りませんでした。
 変な口は 鋭い歯、です。岩やサンゴごと くっついた藻(も)を食べ、消化できないカケラはそのままフンに。沖縄やハワイの白砂は、こいつらのおかげなんですよ。おビックリ!
 んで、また、幼魚のときは全員、メス!  体の大きいのがオスに変化! …って、おっきなのがメスになる カクレクマノミの まるっきり 逆です。
 ジュズダマの雌花,雄花もそうですが、生物界、なんでもあり、ですか!

 

 その辺で目にしたものから、テキストを補強する不思議物件が 次々飛び出します。不意打ちで!

 

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