今回のブログは、最近の小6生の過去問演習から。こんにちは、ena田無の松島です。
磁石の反発力で鉛筆が浮く、その仕組みを図示する問題。実際に、テストと同じモデルを作ってみました。わー、ホントに 浮くヮ!
また、マグネットシートの重ね方で、磁力に強弱が…の問題。砂鉄を使うと視覚化出来る。同方向で重ねると確かに 若干(じゃっかん) 砂鉄の付きが濃いような…。
シートをクロスさせた方は、ハッキリ分かる。砂鉄がスカスカです。
スゴい! ホントだ! と、小6生さん、感じ入ってくれましたが、しかし、何故に斜めのウロコみたいな模様に…?
身近にある磁石、というだけでも いろいろな問題が出題され得る。ただし、知識は最低限度でいい。設問に乗っかって、新しい法則を敷衍 (ふえん = 押し広げる意) していけるか? が 問われているのが 都立中、です。[ もちろん、知ってるネタだったら、大ラッキーです。 ]
ついでに、天然の磁石 =「 磁鉄鉱 (じてっこう) 」 も出しときました。[ 中1 理科の「 火山と地層 」の単元にも出てきますよね。 ]
この写真を見て、磁石の大事な性質に気づけますか? そう、どこでもここでも磁力を発揮するわけではなく、磁石には必ず極がある、ってこと。クリップがくっついている部分がそうです。
磁石を連結すれば より強い磁石に。鉄を連結しても、磁石が延長されます。強磁性体である鉄やコバルトは 磁石を近づけると、バラバラだった極の向きがそろって、磁力を発揮する = 磁石になる、って仕組みです。なぁ〜るほど。これも 発展させると、なんか都立中っぽい問題になりそうですね。
第2問は、国会議事堂の表面積を求めよ! …ヤタッ! enaで勉強してたかいがあった! 習い覚えた技のオンパレード、絶対に得点しなければ! ! ! ! ! !
国会議事堂なんで、ゴジラくんもゲスト出演(笑)。世界の映画史に 燦然(さんぜん)と輝く『 ゴジラ 』第1作で、ゴジラの脅威に怯えて観ていた当時の映画館のお客さん、国会議事堂が破壊される場面では、大喜び、大拍手、だったとか…。
『 ゴジラ 』は 1954年の映画です。その年の3月1日に、マグロ漁船、第五福竜丸が南太平洋で水爆実験に巻き込まれる、という 大事件が起こっての、11月3日に封切られました。そんな当時の世相を大いに反映していると同時に、普遍的な命を持った作品でもあります。…って、おぉっとぉ~! 松島先生が大好きな映画の話なもんで、ついつい 脱線してしまいました(笑)。
脱線ついでに。その第五福竜丸ですが、なんと、実物が保存されていて、見ることが出来るんです。最近 行ってないので、以前に使ってたガラケーの写真ですが。
知識は最低限度でいい、とは言いましたが、それこそ、最低限の知識はなくては…。
中3 理科では、「 完全制覇 」テキストを使って、知識の徹底を図っています。
また、年々 難化する高校入試問題の理科では、チョコッとした計算問題も欠かせません。
中3生も、9月以降、過去問演習主体の授業です。なんの言っても、得点力を上げなければ 話になりませんからね。インプットありき、のアウトプット。どんどん詰め込んでいきますよぉ~~!
校舎情報(ena田無)