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ena田無

小中学部

チビッコのプライド!

投稿日: 2024.09.12 2:56 pm

  
 こんにちは、ena田無の松島です。
 
 小6生、都立中の過去問演習に奮闘中! です。な、なれどぉ〜〜〜! なかなか点数にならず、泣きが…、泣きが 入ります。めげず、復習します。復習します。復習しまっす! 復習 命っっっ!!!   得点することへの意識が、ますます強くなっていく9月、です。
 過去問演習を組み込むため、カリを前倒しした 図形の規則性の問題。今まで習い覚えた数々の技を総動員するような いい問題でした。
 その技の ひとつひとつは、それこそ 最初は、はじめまして こんにちは。違和感だらけ。ムズい!  何を言ってるのか分からない!
 それを、ひとつひとつ、反復して、反復して…、自分の血肉にしてきたのです。
 今となっては、そんなの当たり前じゃん、ってなってる それを、今度は、適宜、引き出しから出してきて運用するわけです。[ その時々で しっかり苦しんでこなかった = いいかげんな理解でスルーしてきた生徒さんは、大分 借金が溜まっています。今!!!  改めて しっかり苦しんで下さい。 インプット無くして アウトプットなし! ]
 いつのまにか、ずいぶん遠くまで来ていたのですね。そして、これから、もっともっと遠くまでいきます。ポール・ゴーギャンの画のタイトルみたいですが (笑)。
 それにしても、テキストの解答·解説、中3の過去問の解説なんかもそうですが、わざと面倒くさく書いてるのかよ、ってカンジです。
 赤い立体のみの表面積を求めよ、という今回の問題、松式は、こう
 全体の表面積から、白い[ 説明のための立体では黄色い ]立体の表面積を引く、と考えればいい。
 まずは全体。立方体ベースの立体なので、6方向で考える。上下は ( 10 + 9 ) × 2= 38面。前後と左右は ペロンと平面だろうが 凸凹(でこぼこ)してようが、( 10 +9 +8 + … +1 ) × 4 = 55 × 4 = 220面で、全表面積は 38 + 220 = 258面。
 白い立体は、直前の設問で45個と求まっています。一番下の段では3面,他はすべて2面見えているので、45 ×2+9 = 99面。正解は 258−99=159面、です。[ 実際は、下の面は「 見えない面 」という扱いなので、239 − 90 = 149面、です。下の面をどう考えるのか、もっとハッキリ書いとけよぉ〜〜! ]
 
 そんな、「 私たちはどこから来て、どこへ行くのか 」ということでは、こんな話もしました。 
 矢印みたいな この図形の凹んでるところの角度は! …ときたら、もはや、外角定理であることすら忘れちゃってて、3つの内角の和!  常識じゃん。となります。
 初めてのときには、2通りの説明をしました。松島先生にとっても、当たり前の常識になり切ってて、そういうふうに頭が固まってしまってます。
 ところが、なにかのときに、こんな証明をした生徒さんがいたんですね。
 知ってる知識をいろいろ使って、自力で証明法を編み出したわけです。素晴らしい!  知識で固まった頭からは決して出てきません。
 その生徒さんに、そんなやり方はおかしいよ、こうやって証明するんだよ、なんて言えますか?
 今回の 小6理系では、「 アの10倍よりも大きいことを示せ 」 まぁ、「 ア × 10 + 30 を示す 」、と模範解答の人は言ってます。
 ところが、Kくんの解答は、「 ( ア + 3 ) × 10 」です。どうでしょう?  松島先生なら、「 アよりも大きい数の10倍は、そりゃあ、アの10倍よりも大きいわな。マル! 」
 でも、分かんないンです。採点者の頭がコッチコチに固まってて、減点か、下手するとバツかもしれない!!!
 そんな、コワイんですよ、テストってものは。その恐ろしさに、小6,中3生のみなさんは、ますます真っ正面から直面していくわけです。コワ〜〜、コワ〜〜!
 だからこそ!  各大問の [ 問1 ],[ 問2 ]、誰でもが絶対に得点する問題を、万が一にも落としちゃダメ! ってことです。
 
 
 さて、話変わって、第2話。いつも大元気な 小3 算数。初めての「 小数 」に張り切って取り組みました。その後…、
 
 小3生さん「 この後、おばあちゃんのとこ行くんだ。お祭りにおでんの屋台 出すんだよ 」
 
 松島先生  「 じゃあ、いらっしゃい、いらっしゃい…とか言って 手伝うんだね 」
 
 小3生さん「 そんなことしないよ。残ったら食べていいの 」
 

 松島先生  「 手伝えよ!  チビッコが いらっしゃい…とかやってると受けるよぉ〜 」

 

 小3生さん「 チビッコじゃないよ!

        チビッコっていうのは、保育園とか、小学1,2年生とかだよ。

        そうだよねぇ〜」

 

 小3生一同「そうだよっ!」

 
 …小3生は「 チビッコ 」じゃないんだそうです。ちょっとペックリした松島先生です (笑)。ま、それはいいけど……、手伝えよ!
 その日の朝、校舎に紛れ込んだトンボ…、たぶん、アジアイトトンボだと思います、きれいだったので、小3生さんに見せてあげました。
 きれ〜い、と喜んでくれましたが、それもあってか、授業前にトイレに行くときなど、「 コソコソコソ… 」と言いながら 体を低くして…。昆虫ごっこが流行ってました (笑)。チビッコじゃない、って言ってましたが…、どうなのよ (笑)。[ 科博の昆虫展で買ってきた「 虫入りキャンディ 」も見せてあげれば良かったかな? (笑) ]
 小3生は小3生なりの、小6生は小6生なりの難しさに、毎回、全力でぶつかっています。次々 昨日までの殻を破って、気がついたら、こんなに遠くまで来ていた…というのが理想です。やわらかい頭で、毎回、しっかり 苦しんで下さい。松島先生は いつも、遠〜〜〜くから見守っていますよ。[ ← 近くで助けろよ!(笑) ]
 

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