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ena田無

小中学部

ものの温まり方

投稿日: 2024.05.17 3:16 pm

こんにちは ena田無の松島です。

小4 私立組・理科は、「 ものの温まり方 」。
以前は、鉄の棒,アルミニウムの棒,銅の棒…を両手に一本ずつ持って、熱湯に、あるいは氷水につっ込んで、あっ、確かに、鉄とアルミニウムなら アルミニウムの方が、アルミニウムと銅なら 銅の方が、より速く 熱く( 冷たく )なる! と、実験してました。
最近は より進化して、ほぼほぼ 同じ形の 鉄とアルミニウムのスプーンでやってます。カサカサした方がアルミニウムです。銅[ 純銅 ]のスプーンは高いもんでね、1本しか用意していません。より熱伝導率が高い 銀のスプーンはないの? なんて、生徒さんは気楽に言いますが(笑)。
金はさほどでもないですが、実は、一番 熱伝導率がいいのはダイヤモンドです。まぁ、これも お高いので、今後の課題ですね。[ 人工ダイヤモンド = ジルコニアのスプーン、も ないことはないのですが、切れ味の良さ、を売りにしてて、熱伝導の実験には不向きなのかな?  ]
さて、今度は 対流の実験です。
テキストには おがくずを使う、なんてありますが、なかなか水に馴染みませんよ。アルギン酸ナトリウムで人造イクラを作ってやるといい、なんてのもありますけど…。
松島先生が使うのはタバスコです。写真では微妙にしか分かりませんが、生徒さんの目の前では、水の動きが ハッキリ、クッキリ! です。
対流の実験は、熱した鉄の球と お線香の煙で…なんて 書いてあることも。無責任にっ!(笑)   これも なかなかうまくいかない実験のひとつです。鉄の球こそ 用意しましたが…。
理屈では出来るはずのことでも、生徒さんの目の前でやって見せる、には なかなか 手練、創意が必要なんですよ。松島先生、日々、いいネタはないかなぁ〜と、物色,研鑽(けんさん)です。その成果は毎回の授業で、生徒のみなさん、知ってますよね。

 

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