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番外編:大学入試はいま、どうなっている① ~高校部通信①~ (情報提供:ena国立 高校部より)

投稿日: 2025.02.24 10:41 am

番外編:大学入試はいま、どうなっている① ~高校部通信①~
(情報提供:ena国立 高校部より)


はじめに

ena高幡不動の柿澤です。2月3日の都立中高一貫教育校の入試に続き、2月21日には都立高校の入試が実施されました。今回お届けする「高校部通信①」は、ena国立 高校部から頂いた国公立大学入試の最新情報をもとに、大学入試改革の動向をお伝えするものです。ena高幡不動は小学生・中学生を対象とした塾ですが、大学受験の現状は「基礎力」の重要性を改めて示しており、早い段階からの学びが将来の可能性を大きく広げる鍵になると考えています。


大学入試改革の最新動向

先月、1月18日(土)・19日(日)の2日間にわたり、新課程で最初の「大学入学共通テスト」が実施されました。従来の6教科30科目から、新教科「情報」を含む7教科21科目へと変更され、以下のような特徴が見受けられました。

  • 受験者数と平均点の変化
    志願者数は前年度比3,257人増の49万5,171人となりましたが、全体では依然として50万人を下回っています。平均点の大幅上昇は、受験生一人ひとりの基礎学力の底上げが影響していると考えられます。
  • 受験生の属性の変化
    現役生の志願率は過去最高の45.5%を記録する一方、浪人生は前年度比で3,246人減の6万4,974人となっています。
  • 最難関大への出願動向
    東大・京大など最難関大学への出願者数が大幅に増加しているほか、東大では第1段階選抜で足切り基準が見直され、文科が3.0倍から2.5倍、理Ⅰが2.5倍から2.3倍、理Ⅱが3.5倍から3.0倍へと引き下げられるなど、選考基準の変更が注目されています。
  • 今後の試験スケジュール
    国公立大学の前期試験は、来週2月25日(火)・26日(水)に実施される予定です。

南多摩中高一貫教育校への注目と実績

ena高幡不動が特に注目しているのは、南多摩中高一貫教育校です。

  • 立地的な優位性と人気
    南多摩中高一貫教育校は、交通の便など立地条件が非常に良いため、多くの小学生が志望しています。
  • 優れた合格実績
    特筆すべきは、昨年度、現役生として東大に9名が合格するという驚異的な実績です。これにより、同校の教育水準と指導システムの高さが証明され、全国的にも注目されています。

このような背景から、南多摩中高一貫教育校を目指す生徒たちは、基礎力の充実をはじめとした万全の学習環境が求められることになります。


小中学生への学びのヒント

今回の大学入試改革の動向は、直接的には高校生や受験生向けの情報ですが、その背景にある「基礎力」の重要性は、小中学生にも多くの示唆を与えてくれます。

  • 基礎学力の徹底
    国語、数学、理科、社会などの基本科目をしっかり理解することが、将来的な高度な学びへの架け橋となります。
  • 論理的思考の育成
    新共通テストで求められる論理的な問題解決力は、日々の学習の中で養うことができ、将来の挑戦に大いに役立ちます。
  • 情報リテラシーの習得
    新教科「情報」の導入が示すように、デジタル社会においてパソコンやタブレットを使いこなす力は、早期からの学習で培われるべき重要なスキルです。

今後の展開と連絡先

本通信は、ena国立 高校部からの最新情報をもとに、今後「高校部通信②」「高校部通信③」として続けていく予定です。各回では、大学入試の動向やそれに連なる指導戦略、南多摩中高一貫教育校をはじめとする注目校の合格実績など、皆さまに有益な情報をお届けしてまいります。

大学受験に関するお問い合わせは、以下の連絡先までお願いいたします。


おわりに

大学入試改革の現状や、南多摩中高一貫教育校の昨年度現役東大9名合格という実績は、受験生だけでなく、これから学ぶ小中学生にも「基礎力」の重要性を再認識させるものです。ena高幡不動は、皆さんが将来どのような道を歩むにしても、確かな学力という土台を築くお手伝いをしていきます。今後とも、最新の教育情報とともに、皆さまの学びを全力でサポートしてまいります。

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