ena高幡不動の柿澤です。
都立中合格を目指している皆さんにとって、今は本当に大事な時期です。通常授業では、1分~15分の演習時間の中で、典型問題の解説を行っています。また、日曜特訓では45分の演習後に、採点を踏まえた高得点を取るためのポイント解説があります。しかし、「金本(過去問)演習」では、もっと奥深い学びが待っています。
そもそも、「都立中に合格する」とはどういうことなのでしょうか? そして皆さんは、いつ、どこで、どのようにその力をつけていくべきなのでしょうか。今、この瞬間こそ真剣に考えなくてはならない時期です。反対に、不合格になってしまう場合とはどのようなケースか、どうしたらそれを回避できるか、今こそ真正面から向き合ってみてください。
「金本演習」が通常授業や日曜特訓と違うのは、正解を知ってから反省するのではなく、正解を知る前に自分の力で何度も何度も立ち返り、考え直し、工夫できる点にあります。適性検査には、誰が採点しても公平になるよう、いくつもの条件が設定されています。これは、受検者をわざとひっかけるためではありません。でも、残念ながら不合格になる人は、まるで見えないトラップや落とし穴にかかってしまうように、条件に阻まれ、進むことができなくなってしまうのです。
「金本演習」では、こうしたトラップに実際に引っかかることで「ここに落とし穴があったのか」と痛みを伴う体験をしながら学ぶことができます。そして、その痛みが強いほど、次には絶対に同じ落とし穴に落ちないという決意が湧いてくるはずです。私も三浦先生も、一人ひとりがこのトラップを乗り越えられるよう、真剣に添削をしています。その返却された答案を、大切に受け止めてください。すぐに白いシールに日付を書き、進捗表に貼り、「ここでつまずいた」という自覚を持ってください。そして、その経験を次の挑戦に活かしていきましょう。
落とし穴に落ちるほどに、次回はもっと強く、必死に取り組もうという気持ちが生まれるはずです。そして、何度も挑戦するうちに、やがてその落とし穴の位置がわかるようになります。最初は「できない」と思ったことが、いつの間にか克服され、あなたの前に確かなゴールが見えてくるのです。今はそのゴールに近づくための準備期間なのです。
12月後半からは冬期講習が始まります。残り、実質あと40日しかありません。この貴重な時間を大切に、限界まで自分を追い込み、変に格好をつけることなく、本当に必死で挑んでください。私たちは皆さんが本気で挑む姿を支え、全力で応援しています。この40日間が、きっとあなたを変えてくれるはずです。
中3生対象
中1・中2生対象 これから塾をお考えの方
小2から小6生対象 これから塾をお考えの方
小6生対象
小5生対象 特に作文講座はオススメ
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