都立校の数学入試の秘密 Part１

ena高幡不動の柿澤です。皆さん、こんにちは！今日はenaのテキストに含まれる例題数についてお話しします。皆さんは、enaのテキストにどれだけの例題が含まれているかご存知でしょうか？なんと、その数は141（中１），117（中２）です！驚きですよね。この数字がどれだけすごいか、一緒に探っていきましょう。

都立校の数学入試の秘密 Part２

特に中学1年生の例題数が多いのには理由があります。それは、小学校の数学から中学校の数学への移行をスムーズにするためです。きめ細かく分類された例題のおかげで、基礎をしっかり固めながらステップアップできます。これにより、生徒たちは無理なく次のステージに進むことができるのです。

都立校の数学入試の秘密 Part１

都立校の数学入試問題についても触れておきましょう。実際に経験した人にしかわからないかもしれませんが、共通問題の約8割、自校作成問題の約6割は特別なヒラメキや経験値がなくても正解が出せるようになっています。東京都の教育委員会からは、学校のテストと同じく平均点が60点程度になるようなレベルを求められているからです。

共通問題では、この平均点60点の調整が難しく、例年一部の問題を難解なレベルにして調整を行っています。例えば、今年の大問3の最後の問題の正答率が8.9％、大問4の最後の問題の正答率が6.1％でした。こうした難問があることで、全体のバランスを取っているのです。

都立校の数学入試の秘密 Part2

学校の定期テストと都立校の数学入試の違いについても触れておきます。定期テストは年5回行われ、1年生5回、2年生5回、3年生4回の合計14回分を一度に行うのが都立校の数学入試です。その範囲は1回の定期テストの14倍の分量ですが、どちらも平均点を60点に設定して作成されています。

結論として、都立校の数学入試では深い知識よりも広い知識が求められています。深く掘り下げるよりも、広く浅くカバーすることが大切なのです。

さて、夏期講習も３期３日目に入りました。ena高幡不動では、この宝ともいえるテキストを最大限に利用して、数学最強の校舎を目指しています。生徒たちが自信を持って数学に取り組めるよう、これからもサポートしていきますので、お楽しみにしていてください！

楽しく前向きに、一緒に数学の力を伸ばしていきましょう！

小２～中３まで　夏期講習会はこちらから