ena高幡不動の柿澤です。

高幡不動の小６生は、授業外で基本計算練習と適性型練習を毎月実施しています。時期に応じて、実施回数や計算練習問題と適性型練習の比率は変化していきます。廊下に置かれた課題の教材を、私たちは「廊下の課題」と呼んでいます。その目的は、どんな状況でも確実な計算力を発揮できることや、質問に要点を外さずに回答できる能力を身につけることです。

入試当日には、右手と右足が同時に動くように歩き、青ざめた表情で「リラックスしている」と答える生徒たちを目にすることがあります。そのような最悪のコンディションでも、最低限の計算力と記述力を発揮できるようにすることが目指されています。よって、計算を行う時間は授業の休憩時間や前後の時間など、少し気を抜けるような時間帯が推奨されます。

適性型問題についても、一度の解答では満足できないことが多く、平均して５回ほどの取り組みを通じて文章を修正していきます。計算型の問題では生徒同士、互いにやり方を教え合い、適性型の問題では一人で取り組むことが推奨されます。両方の問題に共通して大切なのは、間違いを恐れずに取り組むことです。学校や塾は間違いを正す場所であり、間違いを隠す必要はありません。堂々と間違いを認めることが大切です。

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夏期講習まで約１か月という時期が近付いてきました。小学生も中学生もこのタイミングで各自が抱えている課題のいくつかを解決してから、夏期講習に突入したいという意気込みが日に日に高まっています。

廊下には、生徒たちの進捗状況が掲示されており、全員が目標達成に向けて全力で取り組んでいます。夏期講習に向けて、各生徒が確かな力を身につけ、自信を持って臨めるよう、引き続きサポートしていきます。

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