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小中学部

春期講習会6日目「なんとなく」

投稿日: 2025.04.1 9:57 pm

こんにちは、ena秋川の桂です。

春期講習会6日目、時間を巻き戻したかのような猛烈な寒気にクラクラしますね。

特に国語の授業では「説明力」を磨くための発問を行っています。

日常会話の中では、特に文章らしい文章を話さなくとも会話が成立してしまうものです。「昨日、ラーメン、食べた、うまい」でもいつ誰が何をしたか、伝わりますからそれで充分、と思ってしまいますよね。接続詞どころか、助詞が無くとも「何となく」会話が出来てしまいます。

ただ、適性検査における記述問題や、推薦入試における小論文などでは、そういった「何となく」が一切通用しません。だからこそ、授業内での発問では「聞き手が納得する文章」で答えることを意識していただいています。聞き手が脳内で補足して完成する文章ではなく、その文章を聞けばすっと意味を受け取れるような文章です。

話したいことがある、そしてそれが伝わるように話す、というのは段階を踏まなければいけません。ことば選びが上手な人は、自分の意思を相手に伝えることに長けた人です。「何となく」を無くして、日本語の達人となりましょう。

↑早々に自習室に現れる中3。4月から中間テストを虎視眈々と…。

↑ハツラツ中2。意欲は中3にも負けません。

 

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