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ena田無

小中学部

ふしぎ! ビリビリ三昧(ざんまい)・・・!!!

投稿日: 2024.10.22 3:23 pm

 

 土曜の午後といったら「 ふしぎちゃん教室ちゃんちゃん 」!  さぁ、今日は いったい どんなネタかな?
 
 こんにちは、ena田無のふしぎ博士、松島です。
 今回は、「 電気の力で絵をかこう!」
 まずは、ムラサキイモ液 作り。酸性で ピンク → 赤,アルカリ性で 緑色 → 黄色、に色変化する試薬(しやく)です。
 高圧、9V(ボルト)の箱電池で 電気分解。陰極は H+ で 赤,陽極 は ОH- で 緑色に…。その性質を利用して、ムラサキイモ液で湿らせた ろ紙に、電極で絵を描こう、ってわけです。[ 松島先生の「 マホス 」? (笑) だと、「 H 」の右肩に「 + 」,「 ОH 」の右肩に「 – 」と書く書き方が分かりません! ]
 
 楽しいお絵かき、出来たぁ〜〜!
 
 松島先生、いつもの「 enaくん 」描いて!
 
 お〜し!  今日のenaくんは、静電気で髪の毛が逆だってるよぉ~~。ビリビリ~~! (笑)
 ところで、中2生,中3生は思ったはず。水の電気分解なら、陰極に 水素 = H+ → H₂  , 陽極に 酸素 O- → O₂ じゃないの?  陰極はいいとして、なぜ、陽極に OH- なの?
 水の電気分解のときに、水酸化ナトリウムを入れますよね。「 水酸化ナトリウム水溶液の電気分解 」なんて、わざわざ書いてあることもあるぐらいです。
 水ナト = NaOHが Na+ と OH- に電離して、それぞれ陰極,陽極につくのでは…と思いきや、水 = H₂O が、 H+ と、水酸化ナトリウムの電離に引っ張られて OH- に分かれ、それぞれ 陰極,陽極につき、電子をもらったり渡したりして、改めて 陽極で H+ が生じて、陰極へ…という手順なんです。つまり、中和反応の逆をやってるってわけです。また、ナトリウムの方は、Na+ のイオンの状態の方が安定がいいので、わざわざ陰極には寄ってかないんですな。
 ムラサキイモ液を介した水の電気分解でも、似たようなことが起っているようです。OH- ではなく O- が寄ってったなら、陽極で色変化は起こりませんからね。

 
 まぁ、「 ふしぎ教室 」ではそんな難しい説明はしませんけど(笑)。代わりに、電気を通すか、通さないか ク〜イズ!!!! 鉛筆の芯は炭素が主原料です。金属ではありませんが、炭素は電気をよく通します。
 水は電気を通しません。しかし、食塩水にすれば…って、そうとう高い電圧じゃないと通電しませんけど。[ 導線から溶け出した鉄イオンのせいで、食塩水は黄色くなります。 ] 小4 私立·理科で勉強したように、空気も 不導体 = 絶縁体のはずですが、あまりにも高い電圧だと、この通り。テレビドラマなんかでよく見る、悪い痴漢をやっつけるスタンガンの仕組み、ですね。バチッ! いろいろ電気で遊んで、今回も「 ふしぎちゃん教室 」大成功! でした。

 

 
 さてさて、涼しく秋めいてきたかと思うと、また猛暑。どうなってんだ! という 今日この頃ですが、松島先生の近所の「 かかし 」たち、風雨に耐えて、まだまだ元気です。京王·井の頭線の電車の窓から、一瞬 見える、この季節の風物詩、です。 テレビのニュースで見たんですが、深川 = 清澄白河(きよすみ しらかわ) = 森下でも、かかし祭りをやってる、ってぇじゃないですか。行ってみました。 商店街に添って1キロ近くも!  かかし、かかし、かかし…です(笑)。こちらは、駒場のかかしほど本格的なものではなく[ そもそも、田んぼがない! ]、近所の小学生たちが多く参加しているらしく、可愛らしい作りのものが多いようでした。癒やされました(笑)。
 
 季節感、癒やされる、と言えば、松島先生の大好きな、スーパーの「 お弁当フェア 」!
 秋の味覚、「 松たけ三昧(ざんまい) 」を堪能(たんのう)しました。ついでに「 うに三昧 」も! 生徒のみなさんは、「 お勉強三昧 」で頑張って下さいね。では、いただきま〜す!

 

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