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ena田無

小中学部

保護者会へのご参加、ありがとうございました。

投稿日: 2024.10.16 8:39 am

 
 こんにちは、ena田無の松島です。 
 
 10月12日(土)の 保護者会には、多くの保護者様に 足をお運びいただきました。ありがとうございました。
 矢澤校長より、ena田無 各クラスの現状、そして、受検,受験の概況,また、その最新の動向をお伝えすると共に、昨春、都立中,都立自校作高に 見事 合格した卒生から、苦しかった冬,そして、現在の学校生活について、生きた言葉で話してもらいました。
 お子様と ご父兄と enaと、三位一体で合格を勝ち取るためのモチベーションを高める一助になったのなら幸いです。
 
 
 さてさて、その裏番組は、今日も 熱誠授業で大盛り上がり! の ena田無です。
 
 小4 私立·理科は、「 生きものの発生 」の授業が続いています。
 先日のブログで、ヒガンバナのおしべ,めしべについて説明するのに…
 ツツジを例にとりましたが、写真を整理してたら、ありましたよ。
 これが、めしべだけを長く伸ばしたツツジです。真ん中のキュ〜ンと長いのがそう。拡大すると、10本のおしべに囲まれています。拡大写真で、分かりますか?  ちなみに、白い、ツツジです。
 赤いツツジをよく見かけると思いますが、白いツツジには 白い色素があるわけではなく、色素がなんもない。白く見えるのは、花弁 = 花びらに空気が入って、つまり、気泡(きほう)のために 白く見えるんです。 
 だから、ほら。花びらを 指ではさんで キュッと押すと、気泡が潰れて、白、ならぬ、透明に。下の字が透けて見えるでしょう。実験に使ったこの花は、ツツジじゃなくて、パンジーだったかな?
 てなわけで、白いヒガンバナ[ つぼみが はじけかけてるとこ ],白いツユクサ[ 紫色のが多いでしょ ]、の写真も ついでに載せときます。
 そうそう、ヒガンバナは 花を咲かせるのに、種子で増えず、球根 = 鱗茎(りんけい)が分裂して増える、と説明しましたが、これ、この真ん中のが、まさに 分球した状態です。
 どうして、種を作らないの?  小4生さんたち、大疑問。そいつを説明するには、今 やってる発生の仕組みを、遺伝子のレベルまで説明しなければ…。中3理科「 発生と遺伝 」の単元ですね。
 それにしたって、「 3倍体だから種子を作らない 」ってことの説明は、前提の前提の前提までさかのぼらないとムリ、…ってか、ある意味、中学理科で習ってることの否定にもつながりかねない。中3生に話しても、?  ?  ?  頭が混乱してしまうかも。
 んなわけで…、「 種無しスイカ、とか あるでしょ、あれと似てます 」くらいの説明で止めとこか。[ 栽培種では、種子が出来ないように、人工的に3倍体を作っています。 ]
 ヒガンバナ、そろそろ花を枯らし、ツンツンとがった葉を出したロゼット? で冬を越えます。そして、春から秋は 地上にはなんにもなし。秋のある日、急にニョッとつぼみが飛び出すんです。いろいろ ふしぎですね。
 
 受検生,受験生のみなさんも、今は力を蓄える苦しい時期。来春には、ニョッキリと? 合格を勝ち取ります!!![ ← 無理やり話をつなげた?(笑) ]
 

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