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小中学部
10/12過去問演習の仕方②@西永福
投稿日: 2024.10.12 7:22 pm
こんにちは。ena西永福の鈴木です。
本日は、先週に引き続き、過去問の役割について書きます。
前回のブログで、過去問の大きな役割として
①試験問題の傾向を知ること
②問題から解法を学ぶこと
③時間配分など、本番に向けた対策をすること
の3点を示しました。
(先週のブログで②の「かいほう」の漢字を「解放」と誤って記しておりました。正しくは「解法」です。)
本日は②の
問題から解法を学ぶこと
を詳しく説明します。
多くの受験生は、
一度過去問で出た問題は試験に再度出ることがない
と思っていますが、実はそんなことはありません。
もっとも、全く同じ問題が再び出る確率は低いですが、
過去問で使った解法を使って解く問題が出ることは多いです。
実際に過去問を数年分解いてみると
この考え方は前にも見た
と思うような問題に出会うことが多くあります。
そもそも試験問題とは、
多くの受験者の人数を、定員までしぼることだけを目的に
作られているわけではありません。
学校が、
受験生に知っておいてほしい内容や
できてほしい考え方が
試験問題に表れているのです。
そのため学校としては、
一度だけしか似た内容を出さない
ということはできないと言えるでしょう。
したがって、受験生が過去問演習をする際には
過去問が解けた、解けなかった
点数が良かった、悪かった
と一喜一憂するだけではいけません。
過去問から学び、
次に同じ考え方を必要とする問題に出会ったときに
瞬時に頭の中の引き出しから
解法が浮かぶように、よく復習することが大切です。
過去問を一度解き、一度復習するだけでは不十分です。
何度も考える、問題を解く、類題を自分で作成する
解法を頭に入れ、必要な時に使える状態になるまで
過去問を最大限に利用しましょう!
来週は
③時間配分など、本番に向けた対策をすること
について書きます。
以上です。
鈴木
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