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こんにちは。ena高田馬場の西です。　

私は気に入った本は繰り返し読み返すという習性があります。　

今回は最近読み返した本を推薦図書としてご紹介いたします。　　

　

「樹木たちの知られざる生活」　

　Peter Wohlleben著（早川書房)　　　

 

この本はドイツの森林管理官が書いた本で100万冊を超えたベストセラーです。　

植物に興味がない人でも、　

「へぇ～そうなんだ。」　

「そういえば不思議だよね？」

「植物って人間に似ている・・・」　

など、驚かされることばかりです。　

その一つとして、「切り株は何故死なないのか？」という問題をご紹介しますね。

植物も生きていくためには糖分が必要です。切り株は光合成していないのでどうやって糖分を得ているのでしょうか？　実は周りの木からと根と根を接触させて糖分を分配してもらっているそうです。周りの木としては独立して生存するより、森の一員として生きていく方が都合がよいので仲間を助け合うシステムを作っているのです。これらはブナの原生林で確認された事実で、人工林ではあまりおこらないそうです。何故なら人工林は植林の際、根っこの多くを切り落としてしまうために根と根を接触させて助け合うネットワークができにくいのだそうです。何か人工林は少し寂しい・・・　

 

などなど、今まで聞いたことがない話がたくさん出てきます。何度読んでもメチャクチャ面白い本です。

小学5年生ぐらいからは頑張れば読めるかな？　

ゲーム、動画に明け暮れる小中学生よ、読書は心を豊かにするよ！　

少しだけ心が豊かな西でした。

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