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小中学部
小5都立中合判
投稿日: 2024.12.13 7:46 pm
こんにちは、校長の吉田です。
先日、小5の都立中合判が実施されました。
試験範囲のようなものは一切なく、初めての本格的な記述式中心の試験となりました。
狙いとしては新小6への進級を控えたこの時期に本物の入試問題に触れることにあります。
これから1年間、どれだけ頑張らなければいけないのかを実感してもらうことが重要だと思います。
ですので、ある意味全く手が出せず惨敗!という結果になってもそれは十分意味のあることだと思います。
共同作成問題の作文は近年二文型が主流となっています。2つの異なる文章を読み、共通点を見つけ自分の意見を説明していきます。
共通点を見つける過程で、文章の内容を一度一般化(抽象化)して考える必要があります。また、同じ意味の別の言葉をキーワードとして2つの文章をつなげて考え、共通点が見つかったら今度は自らの体験を具体的に述べながら意見としてまとめていきます。
このように具体と抽象を行ったり来たりさせる必要があるため、高度な読解力と記述力が求められるのです。また、必ずしも上記のような形でなく、実に様々なパターンの問題に対応していく必要がありますのでいかにその場の指示に従うかが成績を安定させるうえで重要となります。
検査Ⅱでは算数・社会・理科の総合型となります。出題の半分以上が理系科目となっています。都立と言えば作文!というイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんが、現実的には理系科目の力が不可欠です。計算、平面図形、立体図形、パズルやゲームなどを題材とした思考力問題、理科の実験問題、社会的課題の発見と解決方法の記述などその内容は多岐にわたります。
enaではあらゆる出題パターンにいつでも対応できるように多くの訓練を積んでいきます。また、ただ答えを求めるのではなく、常になぜそうなるかを考えさせながら、自分の考えを発表したりノートにまとめたりすることでこれらの力を養います。今できていなくても全く焦る必要はありません。基礎基本の徹底から応用問題まで目の前の課題にしっかりと取り組んでいきましょう。
今回の模試で見つかった課題について1年間かけて克服し、都立中合格を目指しましょう!
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吉田
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