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小中学部
計算速度を上げるには?
投稿日: 2024.11.27 5:05 pm
ena江古田の渡邉です。
プレミア12の決勝で、台湾チームは強いな~と思いました。
来年の3月までプロ野球がありません。耐えられるでしょうか・・。
さて、今回のテーマはスピード。
入試本番で大事な要素の一つです。
小6生の日曜特訓の振り返りで、
毎回のように「時間が足りなかった」と聞きます。
そして生徒たちが対策として挙げるのが、
例えば「計算速度を上げる」です。あるあるですね~。
では、どうやって計算速度をあげるべきか。
高速で手を動かす?いやいや違います。
答えはズバリ、工夫をすることです。
例えばこんな問題。
(1)103-19
ただの引き算ですよね。工夫なんて要るの?って感じです。
渡邉は、こうやります。
103-19
=103-20+1
=83+1
=84
引き算は繰り下がりでミスが起こりやすいので、
それを防ぐための工夫です。
「19って、だいたい20だよなあ」という嗅覚も大事ですね。
次はこんな問題。
(2)0.625×1.6
複雑そうって思いましたか?
でもこれ、瞬殺ですよ。
ポイントは、
分数に直せる小数に気付けるか?です。
渡邉は勝手に「1/4シリーズ」、「1/8シリーズ」と呼んでいます。
1/4=0.25, 3/4=0.75
1/8=0.125, 3/8=0.375, 5/8=0.625
この辺の変換ができれば、さっきの計算は簡単です。
1.6=8/5なので、
0.625×1.6
=5/8×8/5
=1
これだけです。
小数のかけ算・わり算は、分数に直せないかまず考えましょう。
その他では、「3.14シリーズ」。
いちいち筆算していては時間がもったいないので、
これは覚えるべきでしょう。
6×6×3.14=113.04
とか、覚えていた方が絶対いいです。
ちなみに、忘れていたとしても、筆算するのはナンセンス。
最低限、「1ケタ×3.14」は覚えたうえで、渡邉ならこうやります。
6×6×3.14
=36×3.14
=(30+6)×3.14
=30×3.14+6×3.14
=94.2+18.84
=113.04
筆算するとしても最後の足し算だけかなと思います。
計算の工夫は、
「何となくカッコいいから」やるのではなくて、
正答率とスピードを上げるためにやるのですね。
「どんな工夫ができるかな」と考えること自体が練習になります。
ena江古田の算数、理系、数学の授業では、
テキストに載っていないような、こうした細かい指導を、
校長の渡邉が自ら指導いたします。
冬期講習会のお申し込みも始まっておりますし、
enaが初めての場合はお得な特典もございます。
やる気のある生徒の皆様をお待ち申し上げております。
ena江古田の渡邉でした。
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