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小中学部

3.28 日刊ena塩浜  -春期講習三日目-

投稿日: 2025.03.28 8:41 pm

こんにちは、暖かいって素敵、ena塩浜の青木です。

 

3月28日、金曜日。

春期講習3日目。

 

講習は2日目が命、

ということを、昨年度講習のたびに書いていました。

 

季節講習が、ただ単純に

「授業時間が多く確保できて、普段の何か月分に相当!」

よりも、学力を伸ばす上で重要なのは、

その連続性によるものです。

普段の授業であれば、一つの教科についてある日指導をしたら、その次に指導できるのは一週間後です。

そのペースの学習で、前回の内容を頭に残したまま進んでいける子は、一部の相当賢い子だけですから、

宿題を課すことになります。

ただ、それでも断続的な学習であることに違いはありません。

一方、講習中は授業、宿題、授業と、デイリーで隙間なく指導をしていけますから、

忘れる前に宿題ができるし、それにより高い理解度を保ったまま次の日の内容に進めますから、

学力を普段より伸ばせるのが必然です。

それを成立させるためには、普段よりも与えられた時間が少ない中で、ちゃんと宿題をこなしていく必要がありますから、

それをできているかどうかが明らかとなる二日目が、とても大切なのです。

 

が、私は欲張りなので、それだけでは足りません。

通常の適性量の宿題に、ほんのちょっとのプラスアルファを課します。

例えば英語の単語や表現の使い分け、理屈は理解できても、肝心な言葉を覚えていないと、

使いこなせない、点数にならないような、避けて通れない暗記物が勉強にはあります。

通常の宿題に加えて、その類の課題を一つ、追加で課させてもらっています。

何故なら、その類のものこそ、短期間で一気に仕上げることが効率的であり、講習というものと特性がばっちりかみ合っているからです。

二日目を迎えて、全員が全員、それをこなせていけるわけではありません。

でも、どうしても無理、ではなく、ただ心理的な負担で頑張ってこなかっただけの生徒には、

授業よりも早呼びをして、その練習の時間を取らせます。

やればできることを知っているから、実際に、それを身をもって知ってもらうためです。

そんな三日目の今日。

前日小テストがボロボロだった子たちは、今日のテストではばっちり点数を取れました。

勉強の世界では、「無理」なんて、本当にそうそうありません。どれだけ無理そうに見えても、

「まずやれるだけやってみよう」があれば、どこまでも伸びます。

そういうことを学んでもらえるかどうかが、人生に受験というシステムがあることの重要性だと思います。

 

 

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