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小中学部
1.22 日刊ena塩浜 -都立中の倍率とそのちょっと先のこと-
投稿日: 2025.01.22 6:07 pm
こんにちは、人間だからたまには違うものも食べたいena塩浜の青木です。
1月22日、水曜日。
前哨戦としての千葉県の入試の結果が出そろい、
あとはいよいよ本チャンの都内の戦いです。
2月1日まではちょうどあと10日。
最後の10日。
同時に、小学部と新中1の新年度開講までもあとわずかということです。
新年度開講のあとにはもう、すぐ春期講習も来るので、
目の前の入試のことを優先しつつ、先のことも同時並行で進める時期です。
春期講習についてもまもなくリリースとなりますので、楽しみにお待ちください。
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都立中の一般枠応募状況が出ました。
enaではもう何年も前から、都立中の倍率はいずれ3倍程度に収斂する、という見立てをしていました。
(私が小学部長になる前からの話ですし、小学部長だった時代にも取材に対し何度も口にしてきました)
総体的に見ても相対的に見ても、この傾向は明らかなもの
(3つだけ挙げるとすれば、①都内小学生数の推移 ②私立高校無償化 ③私立中入試の出題傾向の変化)
でしたから、
現小6生の皆さんは、特にこれで一喜一憂することはありません。
全体としての数値がどうなろうとも、結局はライバルは他のena生たちであることに変わりはないので、
この数値により、合格しやすくなったり、あるいはその逆だったり、はほぼないと思った方が良いです。
出来ることは、あと2週間弱の中で、少しでも得点力を磨くことしかありません。
ラストスパートを頑張りましょう。
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そして、ちょっと先のお話。
昨年度開講のena塩浜は、
新中1を2月から始まる通常カリキュラムで指導することができなかったので、
なかなか頭を悩まされました。
以前、現行の中学校の指導要領(というべきか教科と言うべきか)の非合理性について書きましたが、
それプラス、小学校での英語指導の開始における初期段階の定着責任の曖昧さをこの一年は思わされました。
英語は初期指導(かつての指導要領における中1指導範囲の1学期分程度)がもっとも難しくて最も重要なのに、
そこが固まることなく先に進んでいくシステムとなっていて、生徒児童側が「分からない」となったが最後、
手を打たない限りその上に次々と分からないが積み上げられていきます。
下手に助動詞に触れてからの方が三単現は定着させづらいし、下手に過去形に触れてからの方が、やはり三単現は定着させづらくなります。
だから、ケアのタイミングが遅くなれば遅くなるほど、治療は難しくなるし、本人の負担は大きくなります。
反対に、悪い癖や変な思い込みがつく前に、正しい癖づけさえできてしまえば、旧指導要領のように体系的に理解していくタームに入れます。
そのため、2月に新中1を開講するというのは本当に大きなメリットがあります。
よく、このタイミング(小学校卒業前の2月3月)の新中1への講座を、塾の世界では「先取り」というフレーズで謳いますが、
先取りをして、何歩も前へ!先に進んだ分だけ、より遠くへ早くいける!という部分が肝なのではなくて、
つまりは、どんどん先にいっておくこと、が重要なのではなくて、
中学校の勉強が始まる前に、正しい癖づけをできておくこと、ここが何よりも大きなアドバンテージです。
英語の勉強をしていくときの勘所がどこなのか、とか、単語のただしい練習法がどんなものか、とか、
算数ではなく数学であるが故の単元理解のポイントが何か、とか、
内申が取りづらいエリアですから、大げさでなく地域の新中1生全員に指導をしたいくらいです。
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◎今後のena説明会予定
原則毎週土曜日の13時からとなります。大体40分程度です。
・1月25日(土)13:00~
・2月 1日(土)13:00~
・2月 8日(土)13:00~
・2月15日(土)13:00~
・2月22日(土)13:00~
あまり堅苦しい感じではなく、楽しんでお聞きいただけると思います。
入学をご検討いただいている方はもちろん、中学受験、高校受験自体をどうしようと考えている方もぜひご参加下さい。
保護者様のみの参加も、お子様とご一緒での参加も可能です。
こちらからお申込みいただけます。
◆今日の一問:日本最古の紀行文は何か。
ena塩浜 青木
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