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ena塩浜

小中学部

11.22 日刊ena塩浜 -義務と努力-

投稿日: 2024.11.22 10:57 pm

こんにちは、ジャグジーの良さがよく分からないena塩浜の青木です。

 

11月22日、金曜日。

今日はぱっかーんといい天気だったので、しっかり撮れました、ena塩浜ニューフェイス。

 

さて、明日23日は祝日のためお休みとなります。

週1回しか会えるチャンスがない小2小3と会えないのが残念です。

授業がないだけでなく、校舎も開いておりませんので、ご注意ください。

 

本日の小6は学判実施日。

11月の学判は特別会で、

過年度の都立中合判を用いてのテストとなります。

本来は有料の合判を、無料で受けられるちょっとお得な回となっております。

(もちろん、模試教材費を頂いておりますので、厳密には無料ではありませんが)

いつもの学判もしっかり復習してもらわないと困りますが、

今回のはいつもに増して重要ですから、しっかり復習をしてもらいたいと思います。

 

 

先日、とある面談の中で、

保護者様からお子さんに向けて、

「誰もがやりたくないことを我慢してやって生きている」

という話がありました。

この感覚、一定の大人であればだれでも持ち合わせている感覚だと思うのですが、

人は、いつそれを身につけるのでしょうか。

私自身が小中学生のときに、そこまで「やりたくなくてもやらなければいけない」というものに、

そこまで自覚的だった記憶がないのですよね。

でも、必ずどこかでそれに自覚的になるときがくる。

中学部の最高水準の授業などを担当している時には、

中学生にも関わらず、そういった義務への能動具合の大人ぶりに驚かされます。

ある意味、そこへの目覚めの早さが、そのまま学力的な意味での進路の高さに直結していると思います。

受験だから、宿題だから、という理屈はいくらでも言えますが、

それらのワードを上げたところで、学力をあげること、学力的に上の学校へ行くことの意義が腹に落ちるこはほとんどいません。

概念として頭では理解できても、体感として本心でそれを把握できる小中学生など一握りだと思います。

これまでの私の塾教師人生の中で見てきた生徒たちを見ても。

ほにゃらら北高校に行くよりも、ほにゃほにゃ高校に行く方が進学実績が良い、といったところで、

より良い大学に行くことのメリットを、感覚的に小中学生が把握するのは難しいですし、

上位の学校に進学していったこれまでの生徒たちも、学力的偏差値的にそこ、というよりも、

その学校が自分に向いている、その学校が一番楽しそう、という理由で選んだ子たちの方が多かったと思います。

あるいは、より上の学校に行くことのメリットは具体的には分かっていないけれど、

大人たちに言われるからそうする、という感じ。

努力は自分のためにする、という、ある程度経験を積んでいくと自覚するその事実を、

経験を積む前の子どもたちに理解してもらうにはどうすればよいのか。

もう中堅である程度には経験を積んできたというのに、

本当に難しい仕事だと思います。私の能力が低いだけかもしれませんが……。

結局、理屈はおいておいて、先生に言われたからにはちゃんとやらないと、

と思ってもらえるだけのものをこちらが提供するしかないのだろう、というのが今の自分が出せる解答です。

頑張ろう、頑張りたいと思ってもらえるだけのものを提供できるようにありたいと思います。

 

 

◆今日の一問:enaとは何の略か。

 

ena塩浜 青木

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