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ena塩浜

小中学部

10.19 日刊ena塩浜 -最後の合宿で➃-

投稿日: 2024.10.19 7:54 pm

こんにちは、今はしゃぶしゃぶが食べたい気分のena塩浜の青木です。

 

 

10月19日、土曜日。

後期保護者会二日目。

先週の一日目と合わせ、ほとんどの保護者様にご参加いただきました。

お忙しいところお時間を頂き、本当にありがとうございました。

お天気が崩れずに、本当に良かったです。

 

コース立ての変更について、ご不安に思われるの尤もですが、

カリキュラムに大きな変化がない、実際に扱っていてEXEの方が理解・インプットさせやすい、

何よりトータルのクラス数が減ることにより、青木が直接見れる部分が増える、などにより、

今より質を上げたサービスを提供できる自信とその明確な根拠がございますので、ご安心下さい。

都立志望の子も、私立志望の子も、志望校のレベルがどのようなものであろうと、必ず力をつけられる指導をいたします。

 

 

 

保護者面談をさせていただいていると、「プロの目から見てどうですか」といった言葉をかけていただくことがあります。

ena塩浜にとって初めての受験団結旗、

ということは、保護者様にとっても初めての団結旗ですが、

今回の保護者会で、保護者の皆様にもご覧いただきました。

そうすると、どなた様もパッとご自身のお子様のかきこみを見つけられていて、

その様子を見ていたら、やはり「その子を見る」という意味でのプロは、保護者様に他ならない、と思いました。

その子を見れている深さを比べれば、こちらはとてもプロとは呼べないものかもしれませんが、

むしろ意図的にプロの意識をもって見られるようにしなければならないと思わされました。

 

 

小4の社会の指導、どちらのクラスも、土台の土台のような知識のインプットするターンが夏までで終わり、

それらの用語を使って次の知識を説明できるタームに入ったので、

説明のスピードも生徒たちの理解のスピードもすっかり上がってサクサク進む時期になりました。

この感覚は、国語や理科の指導だとあまり味わえないもので、とても爽快な気分です。

生徒たちの成長をダイレクトに感じられるものですから、それはもうたまりません。

 

 

 

「模倣」の話の続き。ラスト。

 

先述の通り、合宿の場では、こちらは意図的に「ちゃんと自分で話を聞いて、自分で動きを把握する」ことを

するように指導をしていくわけですが、

仮に、それを言語化しなくとも、結局すぐに生徒たちは合宿中にはそうあらなければならない事実に気づかされます。

仮に、同じ校舎から仲のよい子と一緒に参加をしていたとしても、

授業のクラス分け、寝泊まりする部屋、おふろのタイミング、など諸々のデータが、全く同じであるなんてことはそうそうないからです。

だから、だれかの行動を真似ようとしたとしても、どうしてもそれだけで解決することはなく、

否応なしに自分で自分を背負わざるを得ない場面にぶち当たります。

人の話を聞いて、が苦手な子にとっては、「模倣」に基づく行動もこれまでの学校生活の中で身につけてきた大切な社会生活スキルですから、

ある意味、いきなりそれでは通用しない社会に飲み込まれるのは、理不尽と言える(少なくとも、生徒自身にとってはそう感じられる)ものかもしれません。

が、大人になり、本当に社会の一員として立つときには否応なく求められるものなわけですから、

遅かれ早かれ、どこかでぶつかり、学び、体得しなければならないものです。

作文についての観点を除けば、これらはそのまま中学受検の答案上で求められるものとは全く異なるものですが、

上記のような、中学受検よりももっと大きな視野で子どもたちの成長を考えたときに重要なもの、それを学べる場として、合宿はうってつけの機会だと思います。

それこそ、夏期合宿で初めて参加している、という場合には、中3の子ですらその辺での戸惑いを見せる子も少なくありません。

「ちゃんと自分で話を聞いて、自分で動きを把握する」ことの学ぶ機会が、それほど多くないことの証左かと思います。

 

そういった、合宿初回参加時のまごつきを、本当に一切見られない最後の学校別合宿、

生徒にとっても、学習に集中できる度合いがそれまでの合宿とは比にならないことが、ご想像いただけたかと思います。

本当の意味での最後の合宿となる、正月合宿。

ここでもまた、参加した生徒たちは、たとえば正月合宿よりも日数で言えば夏期合宿の方が長いですが、

それに遜色ないくらい、受験生たちはしっかりと成長してきてくれることは間違いありません。

 

 

◆今日の一問:日本の中で、温帯に属さない地域を持つ都道府県の数は?

 

ena塩浜 青木

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