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小中学部
10.18 日刊ena塩浜 -最後の合宿で➂-
投稿日: 2024.10.18 9:59 pm
こんにちは、ギンモクセイの実物を見たことがない気がする、ena塩浜の青木です。
10月18日、金曜日。
自分で色を選べるタイプのペン。
私は授業内で5色のペンで板書をしていて、
だから、新規でご入学いただく生徒の面談でも、
この5色を用意してください、とホワイトボードマーカーの実物を見せながら伝えるのですが、
しばらく授業をやっていると、このスタイルの自作できるペンで、
黒以外の4色を作って持ってくる子たちが出てきます。
このタイプのペンを前任の校舎名をつけて〇〇ペンと呼んでいたのですが、
塩浜ペンの1号を持ってきている子がいたので、思わず写真を撮りました。
前回の続き。
「模倣」は、実際、学校生活だけでなく、社会に出てからもむしろ求められることが多いスキルですよね。
私は、国語の授業も英語の授業も、だいぶ王道を外れたスタイルである自覚がありますが、
国語は新卒当時の師匠の授業を必死で真似るところから出てきているものですし、
英語は、自身が中学生のときに通っていた塾で受けていたものを思い出してなぞるところからの延長線です。
多くの業種で、先達の模倣から歩き出すことは有効でしょうし、むしろそれを求められることの方がほとんどだと思います。
素人が頭をひねって出せるものなんて、普通は質が優れていることはありませんから。
模倣の大切さ、あるいはその延長上のまわりと合わせることの大切さは、
学校生活の中で、むしろ体得していくべきものでもあると思います。
子どもたちにとっての社会、集団生活の場である学校では、
そうして模倣を基にした生活にどんどん順応していく。
だから、たとえばごくまれに討論会などを行う機会を与えられると、
大半の子たちは自分の意見を述べることができない。
もっと言えば、多くの子は意見を持つ、の部分で躓いたりもする。
否応なしに「自分の意見」を作り、表明することを求められる小論文形式の作文は、
だからこそ普通の小学生はなかなか書けないし、
同時に、だからこそそれを練習していく都立中挑戦組は、模倣の先が求められる場での力をつけていくこともできると思います。
ただ、実際その「模倣」の打破はそうそう容易でもなくて、その表れが、生徒たちにとっての初参加の合宿のときの様子となります。
長くなってすみません。明日でたぶん終わります。
◆今日の一問:青木が特に英語の授業での板書の色数において5色にこだわるのはなぜか。
ena塩浜 青木
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