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小中学部
9.20 日刊ena塩浜 -現行の中学指導要領のこと②-
投稿日: 2024.09.21 11:17 pm
こんにちは、ena塩浜の青木です。一食一サラダ。
9月20日、金曜日。
小5の9月学判実施日。
小学生のとき、兄が中学校で受けている定期テストなるものの存在が、
なんだかとても羨ましく覚えていたのを覚えています。
小学校では、簡易的なものや小テストはあれど、
中学校の定期テストのようなガチンコ感のあるテストを受ける機会などほとんどないので、
そこにやたら魅力を感じていました。
塾に通っている小学生たちは、その体験を、
そうでない子たちよりも何年も早く味わうわけで、
実はそれだけでも、小学生のうちから塾に通う意味はあるような気がしています。
しっかり準備をして、本番を迎える、成果を問われる、
それを、独力で、
という体験が、小学生にはそんなに容易に体験できるものではないと思うのです。
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9月19日の続き。
中学生の英語を指導しているときに、
一番意識をしていることは、正しい癖を身につけさせることです。
例えば、be動詞を使うのか、一般動詞を使うのかをちゃんと考える。
英語が苦手な子は、be動詞と一般動詞が一緒に出てくる文を書いてしまうことが多いです。
肯定文では大丈夫でも、否定文になると、be動詞にnotを持たせて登場させたりとか。
例えば、動詞を書くときには、ちゃんと形を考えてから書く。
主語に対応する形は何か、時制に合う形は何か。
三単現のS忘れや、時制の不注意は、正しく指導をされてきていない子だと、
中3でも入試問題の英作のなかでやらかしがちです。
例えば、冠詞をちゃんとつけること。
日本語には存在しない概念ですから、概念を理解した上で使えていないと、
自然体で出せるようになりません。
かつての中学指導要領において、
塾抜きで進んでいこうとした場合に、定期テストの英語の得点で苦労しないで進めるか、
あるいは塾などに入るまで苦労し続けるかの明確なターニングポイントとなる箇所がいくつかあって、
たとえばそのうちの一つはcanを習うところでした。中1の後半。
canが出てくると何がまずいかというと、助動詞+動詞の原形により、
canがいてくれさえすれば、そのあとの動詞は何も気にせず述語の意味に合わせた動詞を思い出せさえすれば正しいものをかけてしまいますから、
その時点で、「動詞は形を考えて書くもの」という癖がついていない子の場合、
その後どんな単元に進んでも、いつまでも動詞の変形ミスに足を引っ張られて、テストでは点数を落とし続けます。
新しい単元に進むと、すでに通り過ぎた単元は理解している前提で進んでいくため、
例えば中2の定期テストで、テスト範囲のワークをたくさん頑張っても、
今いま習っている単元の理解度は上がっても、ワークの中でもはや練習を積めない動詞の変形で、丸がつかないことになる。
そして、普通の中学生には「自分はいま習っている動名詞は理解できているけど、動詞の変形でミスって点数を落としているな」などと客観的な分析はそうそうしないし、やってもそうできるものでもありません。
どうしても客観的な視点、塾などに入らないとケアが難しくなります。
そういった事態を防ぐために、いくつかのポイントで、
それをまさに習ったタイミングで、積むべき練習を積んで、
いつも強く意識しなくても自然体で考えるべき部分を考えられるようになる、
そういう正しい癖づけが必要なのです。
この続きは、この次の9月21日の分に。
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◆今日の一問:採卵鶏飼育頭数一位の都道府県は?
ena塩浜 青木
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