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小中学部
7.31 日刊ena塩浜 -漢字-
投稿日: 2024.07.31 10:34 pm
こんにちは、ena塩浜の青木です。おいしい鳥肉が好きですが、おいしい鳥肉を食べるハードルは、おいしい牛肉を食べるハードルより高い気がする。
7月31日、水曜日。
夏期講習9日目。
漢字が苦手な男の子に残ってもらって、マンツーマンで練習法を伝授しました。
マンツーマンと入っても、授業の合間合間での指導ですが、
しっかりマスターをしてくれました。
頼むぞー明日は必ず満点を取れよー!!!
小6の私立受験組は昨日で歴史の総ざらいが全て終わり、本日より地理の総ざらいに入りました。
出てくる問の多くが、ウチの小4の子たちが答えられるものばかりで、
改めて4科型中学入試の特殊さに驚きます。
例えば高校入試の英語で言えば、もちろん中1で習う3単現のSだとか、複数形の変形の仕方だとかを間違えると減点となりますが、
合否を分ける部分の知識はその多くが中2中3で習う文法・単語です。
中1で習う知識そのものが問で問われることはまずありません。
が、4科型中学入試の場合には、小4で学ぶ知識がそのまま入試本番で問われたりする。
こうなると、学力の土台を先んじて作り上げていこうとすると、やはり小3、小2、前倒していかざるを得ません。
それらの学年の教材を見ると、パッと見この程度ならやってもやらなくてもあまり変わらないのでは?と思われることもあるかもしれませんが、
実際にはそれをやっているのとやっていないのでは、明確に差異が生まれます。
分かりやすく何かの知識を覚えた、などであれば、やる前とやる後の変化が分かりやすいですが、
こういった低学年の場合には、たとえば国語で言えば音読をさせたときのスムーズさが、一か月間でも学んだその前後を比較すると全然違います。音読が上手、ということは文字情報の関係の理解が正確に行えている、ということですから、めちゃめちゃざっくり言えば、小学生の間は音読が上手くなれば国語の成績は伸びます。塾は成績を伸ばすことも仕事ですから、当然私たちは、音読が上手になっていくようなノウハウも以て、指導にあたっています。
関係なさそうに見えるかもしれませんが、漢字の練習も音読力に関わるもの。漢字を知ることは言葉を知ることとほぼ同義ですから、漢字を練習しておらず、知っている言葉の数が少なければ、正しい言葉の切り目すらも分かりません。小学生の場合は、漢字の練習も、国語の学力の向上と直結しています。ですから、練習が不足していて点数が取れない子には、半分強制的にでも、練習をさせます。語彙力不足は国語の点数においていつまでも尾を引きますから、そして、それは他教科にも波及するものですから、生徒たちを成長させるために一歩も引きません。
◆今日の一問:伊能忠敬が全国を測量し、日本地図を作成する際に使用した学問は?
ena塩浜 青木
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