こんにちは、ｅｎａ塩浜の青木です。納豆は小粒派。

 

６月１６日、日曜日。

 

この日、我が家にやっと冷蔵庫が届きました。

冷蔵庫なしの生活、長かった……。

実際には、家から道路を渡るとすぐの位置にコンビニがあるため、困ることはほとんどなかったものの、

やはりとても不便でした。

一番苦慮したことは、冷たい飲み物の保存法がないこと。

入手そのものは買ってくればすぐに済みますが、

夜寝る前なんかは、そこまで飲みたくなくても最後まで飲み切るしかなくて、閉口しました。

 

ｅｎａカリキュラムでいうと、小４の社会、小５の文系の中に、

昔のくらしと今のくらしについて学ぶ箇所があります。

そこでは電気冷蔵庫が普及する前は、

木製で氷を入れて使う冷蔵庫が使われていたこと、そのための氷は氷屋から買っていたこと、などを学びます。

ただ知識として学ぶだけではなくて、その当時の生活に思いを馳せて、いろいろ考えさせることが重要な単元ですが、

冷蔵庫のない暮らしの不便さは、なかなか頭の中でも捉えきれるものではありません。

同じく三種の神器の一角を担うテレビは役割を終えようとしていますが、

冷蔵庫は、テレビに対してのインターネットのような、上位互換は誕生していません。

取って代わるものがないからこそ、価値も目減りせずにあり続けていて、その「当たり前」が失われることがどれほど大きいか。

とても、そう簡単に想像しきれるものではありません。

冷蔵庫がなく、食料の保存が容易でなかったころには却って存在しなかったフードロスの概念が、

容易に保存ができる現代において叫ばれているのは、なんとも業の深い話だと思います。

 

中学入試の勉強の世界は、その分量が故に大きな議論となることもありますが、

その中身一つ一つは、小学生の子たちに世の中を、あるいはもっと大きなものを考えさせるとてもよくできたものとなっています。

頭の中の世界だけでなく、現実の世界と結びついたものとして、社会も理科も、国語も算数も学んでいってほしいと思います。

 

今月末には、都立高合判が行われます。ｅｎａ塩浜でお申込みいただく場合、試験会場はお茶の水女子大です。

校舎で受けられる方が便利？いやいや、本番の高校入試だって、受験校まで足を運ばなければ受けられません。

夏の前から、それだけ本番を意識した試験を、無料で受けられるのがｅｎａの都立高合判です。

 

◆今日の一問：三種の神器のもう一つは？

 

ｅｎａ塩浜　青木

校舎情報（ena塩浜）