こんにちは、ena東大島の佐々木です。

小学生の立体図形の授業では頂点、辺、面の数を必ず数えさせるのですが、そのときどんな立体図形でもこの３つの数にはある関係が成り立つという話をします。

例えば、立方体では頂点が８つ、辺が１２本、面が６つ。三角錐では頂点が４つ、辺が６本、面が４つ。etc…

これらを並べて「どんな関係があると思う？」と聞くと、意外と「頂点の数と面の数の和から辺の数を引くと必ず２になる！」と答えが返ってきます。

大学数学の話をするとこれは「Euler（オイラー）の多面体定理」と呼ばれる幾何学における重要な定理なのですが、この面白さを小学生には伝えられないので私は「オイラの定理」とつまらないダジャレで頑張っています。

一見何の関係もない事柄であってもそこには共通点があり、ヒントさえあれば小学生でも気付けることこそが数学、算数の面白さであると私は思います。

初等教育であってもこういった大学レベルの話ができることがたまにあるので、噛み砕いで伝えていけたらと思います。

佐々木

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