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小中学部
#790 私立高校入試「お前が舵を取れ」
投稿日: 2025.02.14 1:40 pm
皆さんこんにちは。ena王子の古山です。
今年の中学受験が一段落し、ようやく受験生たちの努力の軌跡が形となりました。毎年のことではありますが、合格発表の日を迎えるまでの緊張感、そして結果を目の当たりにしたときの喜びや悔しさ、それぞれの想いが交錯する時間は、何度経験しても慣れるものではありません。今年もまた、多くの受験生とそのご家族が、長きにわたる努力の結晶を手にした瞬間に立ち会うことができたこと、古山としても非常に感慨深く感じています。
合格発表を迎えた後も、繰り上がり合格が出たり、追加の連絡があったりと、最後の最後まで気持ちが落ち着かない日々が続きました。特に繰り上がり合格に関しては、どの学校もその動きが流動的で、時には予想もつかない形での決定が下されることがあります。そのため、合格発表後もしばらくの間は、気を緩めることなく情報収集を続けておりました(保護者様方に対しては何本もメールを配信することとなり、ご負担をおかけしました。この場をお借りしてお詫び申し上げます)。最終的に手にした「合格」の二文字に、受験生本人もご家族の皆さまも、どれほどの安心感と喜びを抱かれたことでしょう。
とはいえ、このブログの場では、個別の合否情報については公表いたしません。内部生の皆さまには、2月22日土曜日に開催予定の小学部保護者会にて、受験結果を詳細にお伝えする予定です(詳細は配信済みメールをご確認ください)。恐縮ですが、もうしばらくお待ちください。また、中学部保護者会については、高校受験が一段落する3月20日前後に開催を計画中です。こちらについては、正式な日時が確定次第、追ってメールにてご案内いたしますので、そちらをお待ちください。
中学受験を終えた生徒たちはもう未来に向けて新しい1歩を踏み出しています。
日比谷高校の先輩が「中学三年間の過ごし方」をレクチャーして下さりました。
勉強面、生活面、双方のアドバイスを下さり大変参考になりました。ありがとうございました。
そして、現在、中学3年生たちが私立高校受験の真っただ中です。2月10日から始まり、それぞれが自らの進むべき道を切り拓くために、これまで培ってきた知識や経験を存分に発揮する時が来ました。受験は単なる通過点ではなく、自分の人生をどう切り開くかを自分自身で決める大きな挑戦です。この数年間、彼らが積み重ねてきた努力は、決して無駄にはなりません。どんな試験であれ、そこには必ず「挑戦する価値」があり、その経験が今後の人生をより豊かなものにしてくれると信じています。
受験というものは、結果がすべてではありません。もちろん、合格という目標を達成することが最も望ましい形ではありますが、仮に結果が思い通りでなかったとしても、その経験の中で得たもの、乗り越えてきた壁、試行錯誤を重ねてきた過程こそが、本当に価値のあるものです。それをどう自分の成長につなげていくか、どのように次の目標へとつなげていくかが重要です。今、受験に挑んでいる生徒たちには、「自分の力を信じて、最後まで全力でやり切ること」それだけを伝えたいと思います。
ここまでしたためて…ふと古山は自らが中3生だった頃のワンシーンを思い出しました。当時の担任の教員が、長渕剛さんの楽曲を、体育館でギターを手に弾き語りをされていた光景が、今でも脳裏に焼き付いています。あの時の歌声、あの歌詞が、どれほど自分を奮い立たせてくれたことか。
「明日からお前が舵を取れ!」
「羅針盤から目を離すな お前がしっかり舵を取れ!!」
この曲から古山は、「人生をどう生きるか」を考えさせられました。この力強い歌詞が示すように、自分の人生は自分の手で舵を取り、進んでいくものです。目標を見失わず、主体的に行動し、未来を切り開く――まさに受験生に伝えたいメッセージそのものではないでしょうか。
受験は一つの区切りではありますが、決して終わりではなく、新たな未来への始まりです。中学受験を終えた皆さんも、高校受験に挑んでいる皆さんも、これからの道をしっかりと切り開いていってください。古山も、引き続き全力で伴走していきます。
半袖でねena王子 古山雄光 拝
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