★極ブログ・国語①「受験科目としての国語」★

 

こんにちは。ena渋谷 極　国語担当の佐々木浩行です。

 

今回から数回に分けて、国語指導について話をいたします。

 

教科としての国語、とりわけ受験科目としての国語とは何でしょうか。
入試問題を見て読み取れることは、国語の問題が知識と読解と表現で構成されていることです。
大雑把に言えば、初見の文章を読み、趣旨を理解し、設問の形式に沿う形で解答するのが国語のテストです。

 

先ず、そのテストで出題校はどんな能力を測ろうとしているのでしょうか。

 

・漢字、語句、文法等、日本語について豊かで正しい知識を持っているか
・先人の著作や思想、日本の暦・行事・伝統等について常識があるか
・文章の内容を一定の時間内に理解できるかどうか
・ルールに沿って正しい解答を書くことができるかどうか

 

表面的に言えば上記の能力が測られますが、これができるということの意味するものは、

 

・入学後、生徒と、また先生と、適切な関係を保つ常識とコミュケーション能力がある
・自らの意思で学問を切り拓く基礎学力と理解力がある

ということです。

 

どの学校もそんな生徒を求めています。

受験科目から国語がなくならない所以です。

 

 

次回は「国語のテストに臨む生徒に必要なもの」

といったテーマで話を進めていきます。

 

 

 

佐々木浩行

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