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小中学部
10.17 日刊ena塩浜 -最後の合宿で➁-
投稿日: 2024.10.17 9:53 pm
こんにちは、駅から校舎への長い道のりにたくさん金木犀が植えられていることに気づき、幸せを感じているena塩浜の青木です。
10月17日、木曜日。
秋の時期は、他の季節と比べ、新規にご入学いただいたり、あるいはお問合せいただく件数が少し少な目なのが通常ですが、
ウチはなんだかここ最近入学生やお問い合わせが続いていて、大変ありがたいです。
木曜日は比較的他の曜日よりも落ち着いているため、
新入生やご入学を検討いただいている方への補習を行わせていただくことが多いのですが、
塾の仕事が、成績を上げること、だとした場合、
実はこの補習のときが、現状の穴を見つけ、それを直接塞ぐ作業になるので、
何とも効率の良い仕事をさせていただいているな、と思います。
中学生で英語で苦しんでいる子は、一度時間をもらえれば必ず改善できるので、
近隣に苦しんでいる子がいたら、本当に早く来てほしいです。
英語は積み上げ型の教科なので、苦しんでいる根本原因を解決しないと、どこまで行っても苦しみ続けることになるからです。
昨日の続き。
最後の合宿のときには、「ちゃんと自分で話を聞いて、自分で動きを把握する」ことがenaの合宿では求められることを、
生徒たちはみんな知っているので、さらに、そもそも合宿内での動きも大まかには分かっているので、
前述の通り、流れるように合宿の行程が進んでいきます。
生徒の側が、合宿に参加するのが初めての場合には、
やはり、すぐに順応して取るべき行動(聞き、把握し、実行する)を取れる子もいれば、
なかなかそこに手間取ってしまう子も出てきます。
そういった、手間取ってしまう子の多くは、見ている限り、
普段の学校生活においては、「模倣」によって場面場面を乗り切ってきたことが多いのだろうと感じます。
先生の話を聞いていなかったけれど、周りの子たちがみんな教科書とリコーダーを持ってどこかに行っているから、
同じものを持って後についていこう、とか、
運動会での集団競技の際の、準備や競技後も含めた動きを、何も頭に入れていないけれど、
僕は列の真ん中だから大丈夫、とか。
視覚的な範囲での模倣では不足する場合には「何を持っていくの」と友達に聞けば教えてもらえて、
それで学校生活上の諸々がクリアされる。
例の挙げ方が少し誤解されそうなので補足をしますと、
それがだめだ、というわけではなくて、むしろ、小学生の発達段階において、
本人の意思に反して話が聞けない子、入ってくる情報を総体的に頭に入れられない子もいるので、
むしろ、周りを見て真似ることはすごく重要なことだと思います。
それどころか、それができることが(特に日本では)社会性の一つとして捉えられると思いますし、
大人の社会の流行なども大半はその延長線上でしょうし。
ただ、社会においては「模倣」では越えられない壁も多々あるのも事実で、
それこそ、「模倣」だけを処世術として生きてきた場合には、必ずどこかで壁にぶつかるものだと思います。
まだ続きそうですので、本日もこの辺で。
また、次続きを書きます。
◆今日の一問:金木犀の色といえば?
ena塩浜 青木
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