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小中学部
7.25 日刊ena塩浜 -癖か性か-
投稿日: 2024.07.25 10:12 pm
こんにちは、ena塩浜の青木です。人間です。
7月25日、木曜日。
夏期講習4日目。
通常授業と同様、夏期講習中も、敢えて部分部分を入れ替えて、
私がコンスタントに入れない学年や教科に、ピンポイントで入るように時間割を組んでいます。
中3で言えば、前期は中3は英、国、理、社を直接見ていましたが、
この夏は基本的には英、社の担当です。
本日は、これに加えてピンポイントで国語も担当をしました。
英語は(特に中3の夏が終わるまでは)語、文、といった部分中心のミクロな勉強、
国語も、国語という教科の中ではミクロからマクロへ、という時期的な動きは変わりはありませんが、
英語と比較をすれば、早い時期からマクロをとらえる部分が重要な勉強です。
ミクロの積み重ねとしてマクロに至る感覚、
国語ができるようになると、長文に入ってからの英語の伸びが違います。
お問い合わせいただいた方に、他塾と何が違うか、を問われた際の答えとして、
本人のやる気の話をよくしてきました。
算数のはやさが苦手でも、プリントで量をこなすことで無理やり成績をあげることはできますが、
作文は苦手な子に、無理やり作文を書かせても、そもそもが書けない・書かないのであれば、量をこなすという方法論自体が取れません。
作文や記述がつきまとう適性検査の対策においては、本人のモチベーションにより左右される成長量が、
四科型指導よりもはるかに大きいです。
だから、都立中志望者をたくさん見てくる中で、
受検に向けての意思を成長させてくることを意識して指導してきました。
過去にそれなりの人数を見てきましたが、大体の子が小5、少なくとも小6の時点ではほとんどの子が、
自分の意思で走れるようになって、勝負へ向かっていったと思います。
学習習慣をつけるために塾に、とよく言いますが、
まさに習慣だったり、癖、ルーティンの部分が、早い学年から、望ましいものが身についているかはとても重要だと思います。
反対に、悪い癖がついている場合が一番難しい。
行動の癖も厄介ですが、意識の癖は、たぶん、それがついたのと同じくらいの時間がかからないと矯正ができません。
おかげさまで、低学年の子たちがたくさん集まってくれていますが、順調に頑張る子たちになってくれていて本当にうれしいです。
頑張らせる、頑張るようにさせる、もこちらの仕事ですが、その延長線上として、
大体の場合には、最後のころには、これだけ頑張っているのだから、どうにか通してやりたいと思わされる、
あの一種の焦燥のような感情は、この仕事の醍醐味の一つだと思います。
苦戦していた暗記を、頑張って頑張って頑張って少しずつでも達成度を上げていき、ついには満点を取る。
そういう姿を見せられたときの思いが、日々の原動力となる熱を与えてくれます。
受検学年でもないのに、講習のない日に自習に来ている非受検学年の子の姿。これもたまりません。
◆今日の一問:元禄文化、化政文化とそれ以前の時代の文化との大きな違いは?
ena塩浜 青木
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