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小中学部

7.4 日刊ena塩浜 -中受ルートの副産物-

投稿日: 2024.07.4 7:52 pm

こんにちは、ena塩浜の青木です。生姜が好きです。

 

7月4日、木曜日。

 

先日の都立中講演会で、

登壇者の卒業生ではなく、スタッフとして昔の教え子の子がいました。

この間の会場は山の手の真ん中らへん、日本教育会館。

その子は前任地の教え子ですから、決して勤務しやすい場所ではなかったのですが、手伝いに来てくれました。

 

人は社会性の生き物なので、一人では生きていけません。

中学受験のメリットの一つは、この社会性の部分だと教え子たちを見ていると感じます。

私立でも、都立でも、公立中と違ってハードルを越えなければ入れない学校たちは、

それゆえに入学生たちはみな「ハードルを越えてきた」という共通項を持っていますから、

コミュニティの形成のしやすさが一段階異なるのだと思います。

同時に、ある程度同水準の思考力を持つ人間が集まるので、協働などがしやすい。

結果として、私立中都立中を歩んできた子たちは、子どものときと比べて、

コミュニケーション能力が上がって、チームプレイができるようになった姿を見せてくれることが多いです。

もちろん、成長していく中で多かれ少なかれ誰でもそのスキルは伸ばしていくのでしょうが、

子どものときとのギャップであったり、講師として働いてくれた場合の部下としての動きの有能さだったりで、

彼らからそれを感じさせられることが多いです。

 

言われた勉強をこなせるようになっただけでは、仮にそれで志望校に合格しても、

その先が歩めなかったり、社会に出てから苦労したりすることになってしまいます。

ちゃんと歩き方を知った状態で合格をさせたいものですが、

その点、塩浜の子たちはもうがんがん自習に来るようになっているので、あまり心配はいらないかもしれません。

今日も小5の子たちが来ていました。えらい。

 

 

◆今日の一問:東シナ海に良い漁場が広がっているのはなぜか。

 

ena塩浜 青木

 

 

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