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小中学部
6.21 日刊ena塩浜 -梅雨入りが遅いと-
投稿日: 2024.06.22 5:13 pm
こんにちは、ena塩浜の青木です。一時期カフェイン断ちをしていたのですが、最近また負けています。
6月21日金曜日。
雨。
関東もいよいよ梅雨入り。
例年よりも2週間も遅い。
水不足、米不足が不安ですね。
1993年の米不足の話を、例年授業の中でします。
減反政策を行うにも関わらず、米を輸入していて、自給率が100%未満なのはなぜなのか。
もうおっさんの私とは言え、当時はまだ●歳、そこそこ子どもだったのですが、
米不足と輸入解禁に関してのニュースだとか、コンビニに並んだペットボトル米のことなんかを覚えています。
たぶん、それだけセンセーショナルだったのだと思います。
親が一度だけタイ米(当時の呼び方で)を買ってきて、チャーハンで食べた記憶もあります。
輪番停電のこととか、外出自粛のこととか、様々時代ごとに特殊な体験をすることはあるけれど、
その後の普通の時間を過ごしていく中で、それらがただの嫌な思い出だけでない、新しい解釈がされるものになっていく、
世代ごとに中身に違いはあれど、大なり小なりそういうものを抱えていくのだと思います。
都立中講演会で登壇してもらっている、各都立中の卒業生たち、
今登壇してもらっている世代、基本的に現役の子は登壇させられず、社会人もスケジュール的に登壇は難しいので、
基本的には大学生の世代になるのですが、
彼らはちょうど中高時にコロナの世代。客観的にかわいそうな世代で、本人たちも、コロナがなければ、という思いは当然抱えていますが、
それでも、「コロナがあったからこそ」というものをほとんどの子たちが抱えていて、その強さに関心させられます。
中学受験や、中学生の早いうちから塾に通うことの子どもたちのネガ要因として、
「周りの子たちは遊んでいるのに」という思いがあります。
気持ちは痛いほどよく分かりますが、
それでもそういう時間に、勉強する道を選んできたからこそ得られる、
そういうときに勉強していたからこそ得られないものも必ずあります。
今いまの勉強を、苦しいだけのものでなく、楽しいものとして与えられるようにすることも私たちの仕事ですが、
後から振り返って、解釈した時に与えられる意味や価値においても、「やっててよかったな」と思えるものを与えられたらうれしいです。
定期テストの結果が続々帰って来ていて、
今のところ概ね順調で、みんな成績は上がっているのですが、
まだ足りない。頑張っている量から考えたら、絶対まだとれるはず。悔しいです。
もっと精進します。
次は夏明け、必ず夏期講習で爆上げします。
◆今日の一問:現在輸入されている外国産の米は、どういった形で消費されているか。
ena塩浜 青木
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